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「妊活」を意識したら、まずは登録したい画期的な妊活サポートサービス「ファミワン」

編集部:試行錯誤されてきたのは、どのようなサービス内容だったのですか?

石川:メディアやコミュニティの構築、月額制の妊活フルサポート、妊活を数値化してその数値を上げていく形式のサービスにも取り組みました。多くの方の声を聞きながら、開発や提供の改善を行ってきています。

編集部:現在のLINEをプラットフォームにした相談サービスというのが、ファミワンのほぼ完成形というイメージでしょうか?

石川:いえ、まだまだ改善の余地があると思っています。より多くの妊活に関心を持つ方、さらには妊活を考えていない学生さんや社会人1年目の方にも利用していただきたいですし、理想的には、妊活・不妊治療だけでなく、その後の妊娠・出産・育児まで継続的に支援し、更年期に関してのご相談にも対応していくような形に発展させていくつもりです。

編集部:「人生全般」の専門家チームによるサポートサービスということですね!

「妊活に取り組む人」と「妊活を支える人」をむすぶ架け橋のようなサービス

編集部:ファミワンの利用者数と利用者の感想について伺えますか?

石川:現在、2万5,000人の方にご登録いただいています。ユーザーからの感想としては、「アドバイスを読んで泣いてしまいました」、「いただいた返信を何度も何度も読み返しています」、「自分が悩んで苦しんでいたことに今、気が付きました」といった内容をいただいています。本当にありがたいと思いますし、同時にこれからもしっかりとしたサービスを提供しなければと身の引き締まる思いです。

また、「出産しました」、「あのとき病院に行く背中を押していただいたおかげで無事授かることができました」といったご報告もいただいています。当社のサービスの場合、「妊娠しました」というご報告をいただいた先は現在はサポートできないわけですが、それでも出産した後に思い出してご連絡いただけるのは、本当にうれしいです。

編集部:ちなみに、ファミワンの専門家チームは、何人くらいですか?

石川:20〜30人くらいで、全国に散らばっています。勤務形態もさまざまで、当社の正社員の方や月額単位で契約されている方、アドバイス単位での契約の方もいらっしゃいます。また、勤務されている病院が副業禁止のため、正式にアドバイザーチームには参加いただけないものの、いろいろなご相談や単発の業務(イベントでの講演など)にご協力いただける方はさらに大勢いらっしゃいます。東京大学との共同研究や、生殖看護学会にてファミワンの不妊症看護認定看護師が発表した様子などをみて、信頼できる会社としてチームに加わりたいと連絡いただくことも多いです。