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妊娠・出産・子育ての大切な記録を残すなら、これからは「アプリ」が最適!?「母子健康手帳アプリ」

湊:それ以外にも、自治体からパパ・ママに情報を配信するサービスがあります。アプリの中で「お住まいの地域」を登録すると、利用者の方の状態に合わせて、自治体からの情報が送られる仕組みになっています。本サービスは、当社と契約いただいている自治体に限定されますが、プレパパ・プレママ向けの沐浴教室や、0歳児のベビーマッサージ教室などの情報を配信している自治体もあります。

編集部:妊娠中や子育て中のパパ・ママは、紙や郵便で情報を配信されたり、ホームページで見てくださいと言われても、忙しくて見逃してしまいがちです。スマホ世代にとっては本当にありがたい仕組みですね。

自治体からの情報配信の一例

湊:ご契約されている自治体では、紙の母子手帳を配布する際に、「母子健康手帳アプリ」のパンフレットを渡していただいています。さらに自治体から情報を送ると、どれくらいの人が見たか、自治体側で確認できるシステムになっています。また、天候不良などによる急なイベント情報の変更も即座に送ることができます。

 

「母子健康手帳アプリ」ならではの「エコー画像参照」と「うんち検診」

編集部:「母子健康手帳アプリ」の特徴的な機能として、どんなものがありますか?

湊:先ほどお伝えした「記録機能」と「配信機能」、それから予防接種スケジュールの自動生成といった機能は類似のアプリにもあると思いますが、最近追加した次の2つの機能は他のアプリには無いものだと思います。まず1つ目は2019年3月にスタートした、「妊娠中の胎児のエコー画像」を妊婦健診後、すぐに参照できる機能です。通常のエコー画像は感熱紙でプリントされるので、時間の経過とともに画像がどんどん薄くなってしまいますし、大量にあれば非常にかさばります。この機能をご利用いただければ、どれだけ時間が経っても画像が劣化することはありませんし、保存場所も不要で紛失することもなく、整理も簡単になります。ご実家に帰ったときに、簡単にご家族に画像を見てもらうこともでき、好評です。

編集部:私の妻も大量に妊娠中のエコー画像を保管しています(笑)。この機能はとてもいいですね!

妊婦健診の際のエコー画像も鮮明に保存できる

湊:このサービスは産婦人科病院に導入いただくことでアプリ利用者が画像参照できるようになるもので、サービスを共同開発した富士通株式会社様と少しずつ普及を進めているところです。