BTA2023受賞商品発表!

産婦人科病院が不足する地域に朗報!「分娩監視装置iCTG」&周産期遠隔医療プラットフォーム「Melodyi」

編集部: 海外展開の方はいかがでしょうか?

河野: そもそも途上国では「遠隔診断」という枠組み・制限がありません。そして海外で普及している他社製品に比べて、当社の製品は価格競争力があります。さらに途上国は専門医の数が少なく、必然的に医師は遠隔地に存在することになり、「iCTG」のようにデータを測定・送信できる技術のニーズが高くなっています。また、「iCTG」が普及することで、妊婦のいる病院の助産師・看護師のレベルアップにも役立ちます。専門医とデータを介して、コミュニケーションすることになるからです。それにより医療の質が向上し、不幸な事故を防ぐことができると私たちは考えています。

<取材を終えて>

まずは商品開発に関わられる方たちの志の高さに、大変感銘を受けました。医師不足が叫ばれる地方の現状に対応するため、このような技術の普及は必要不可欠だと思います。一刻も早く、国内で産婦人科の遠隔診断が認可されることを願ってやみません。また国際的にも非常に貢献度の高い技術であり、一層の普及が期待されます。

メロディ インターナショナル株式会社 公式ホームページ
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