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保育園や幼稚園の「タイヘン」を「カンタン」に。「保育士バンク!コネクト」の魅力

編集部:具体的にはどのような部分が大変なのでしょうか?

佐藤:一番大変なのが、職員の「シフト管理」です。保育園や幼稚園では、毎日のように先生の配置が変わります。変形労働時間制といって、月の中で働ける時間が決まっていますし、子育てをしながら働いている、女性の職員さんが多いので、子どもの体調不良などで細かな調整が入ることがよくあるのです。ここ数年は、コロナの影響で更にシフト管理が複雑化しており、園長先生や主任の先生がシフトづくりにかかる時間は膨大なものになっているケースが多いんです。

園長先生の一日。書類作成に追われ、現場を見る時間が殆ど無い

編集部:そんなに大変なのですね!実際のシフトの組み方について、簡単に教えていただいてもよろしいでしょうか?

佐藤:前提となるのは、職員さんの働く条件です。常勤の方であれば月間での働く条件を法律・就業規則で決められた労働時間内に納めないといけないですし、パートの方ですと扶養の範囲で働きたい方・働ける時間帯が限られている方など様々な雇用形態があります。人によって条件が異なる、そのあたりを主任先生や園長先生・シフト作成の担当が気遣って「パズル」を組んでいるのが現状ですね。
そこにプラスして関連してくるのが「配置基準」。規定で園児数に応じた有資格者数が決まっているので、その条件を満たすことを前提に、クラスが回るような配置をする必要があるのです。最低限のルールだけだと「しっかりと保育が回る」状態にならないので、この微妙なバランスを考えながら、日毎・週毎・月毎を組んでいます。職員思いの園さまが多いので、これらに公平性担保や他の細かいルールが組み合わさって、ようやくシフトが出来る形です。

編集部:本当にいろいろな要素が複雑に絡みあっているのですね。

佐藤:「保育士バンク!コネクト」の類似サービスとの大きな違いは、保育士さんの業務だけでなく、こういった管理職の方の「シフト勤怠管理」、有休・残業委管理をカバーしている点です。

便利なシフト管理機能

編集部:そちらの機能についても詳しく教えていただけますか?

佐藤:シフトに関しては、管理職や経営者の方の負担を減らし、配置状況が一目で分かるようにしています。過去のシフトを参考にして、1クリックでシフト作成してくれる「シフト自動作成」機能や、「ローテーションシフト」と呼ばれる機能で規則性のあるシフトが作成できるので、イチからシフトを作る必要がありません。
月毎のシフトと日次の配置表が連動出来ている点や、公正な配置、働き方に基づいたグループ分けなど保育業界で見るべきポイントを盛り込んでいるので、今の運用と大きく変えずに省力化できます。