BTA2023受賞商品発表!

場所を選ばず、子どもたちが学習習慣を自然に身につけられる! 「ドラキッズオンライン」

編集部:それは面白いですね!

藤澤:ハガキには、「好きな食べ物はなに?」「最近うれしかったことは?」といった子どもたちへの質問などが書いてあります。そうすると手紙・ハガキというものがどういうものか、切手が貼ってあって、手書きの文字が書いてあって、消印が押してあって……という実物に触れることで、子どもたちは文字や数にも興味を持ってくれます。これは文字や数を個別に勉強するやり方では、なかなか生まれない効果ではないかなと思います。

1ヶ月に3回の授業のうち、最初の授業で郵便の仕組みを説明し、次の授業までに講師からのハガキが届くようにしています。これは子どもたちにも事前に知らせていないので、とても驚いてくれます(笑)。そして届いたハガキを見ながら、切手を貼る場所や住所を書く場所、送る相手のことを考えながら文章を書くんだね……といったことを学びます。さらに3回目の授業では、自分だったらどんなお返事を書くか発表する、という流れです。

編集部:以前、うちの4歳の娘にも郵便の仕組みを教えようとしましたが、なかなかうまくいきませんでした。ドラキッズオンラインの方法なら、すぐに理解してくれそうです。

藤澤:本物の郵便を使った学習は、オンラインならではかもしれません。「郵便」というテーマから、「手紙の仕組みを知る」「文字について知る」「返事を考えて発表する」ということが学べ、講師は子どもたちが文章として発表できるように手助けをします。

編集部:ありがとうございます。そのほかの特徴はいかがですか?

藤澤:やはり「ドラえもん」が登場するところですね。ライブレッスンのオープニングとエンディングに登場しますし、お問合せいただくきっかけも、お子さんがドラえもん好きで……ということが多いです。

また、ドラえもんや「まめドラ(編集部注:ドラキッズのオリジナルキャラクター)」が描かれた「アピールカード」というアイテムがあります。「いいね!」「OK!」「聞こえない」などのメッセージが書いてあり、このカードをライブレッスンで画面に表示することで、自分の気持ちをアピールできます。恥ずかしがり屋で、うまく言いたいことが言えないお子さんでもオンライン上でさまざまな表現ができるわけです。これらも子どもたちが楽しく学ぶことに一役買っているのではないかな、と思います。

ドラキッズオンラインで使われているアピールカード

編集部:アピールカードも、オンライン授業ならではの仕組みですね。

藤澤:子どもたちがお友達の発表を聞き終えたあと、「いいね!」というアピールカードを掲げている様子はとても微笑ましいですよ。双方向のコミュニケーション能力や傾聴力の育成にもつながりますし、「ほめられてうれしい」「認められてうれしい」という気持ち(自己肯定感)も育ちます。