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海外とオンラインでつながり、こどもたちの世界観を広げる「EN-TRY世界交流」の魅力

写真を使ったわかりやすいデザイン

他にも、相手の国の国旗や有名なものの絵を描いたり、その国のダンスを踊ってみるたり、その国の料理を食べてみたり、園のプログラムのなかで世界を感じられるようなアドバイスをさせていただくこともあります。

編集部:このステップを通して、子どもたちへの海外への関心などが培われるのですね。

岡田:その後は、いよいよオンラインライブ。まずは、お互いの国の言葉であいさつし、マグーと一緒にゲームやクイズなどに挑戦した後は、Q&Aコーナーでお互いに質問をし合う流れとなります。

編集部:自然なかたちで交流が楽しめそうですね。

岡田:はい。最後の質問コーナーでは、短い会話であっても、質問内容を考え、相手に聞き、答えてもらったという経験が、こどもたちにとって大きな自信につながると考えています。

楽しげに交流する子どもたち

編集部:小さな頃からこういった経験を積むことで、なんでもポジティブに捉えていけそうな気がします。

岡田:実際に子どもたちからは「楽しかった!」「もっと交流したい」という感想をもらったり、先生や親御さんからも「子どもの成長に感動した!」「世界に向けて関心を持つきっかけになりました」といったお声を多数いただいたりしております。

編集部:継続して交流することもできるのでしょうか?

岡田:もちろんです。そちらのケースの方が多いかもしれません。同じ園と深い交流を続けていく園もあれば、毎回違う海外の園と交流をしていろんな文化に触れさせたいといった利用者もいらっしゃいますね。

「海外に触れさせたい」から始まった開発。目指すのは、国際交流が当たり前の世界

編集部:お話を聞いて、とても充実したサービス内容だと改めて実感しました。開発に至るまでの経緯についても教えていただけますか?

岡田:EN-TRY世界交流は、子どもがいる経営メンバーの「小さなうちから海外に触れさせたい」という思いから始まりました。2019年から3年かけて、サービスを作り上げ、2021年に正式ローンチしました。

編集部:サービスづくりにおいて大変だったことはありますか?

岡田:一番大変だったのは、海外の保育園や幼稚園とのつながり作りです。海外の園に、私たちがやりたいことを説明し、それに賛同してもらったところを選びました。

編集部:やはり、根幹の「思い」の部分が重要なのですね!BabyTech®️ Award Japan 2021に応募したきっかけや理由についても教えていただきたいです。

岡田:プログラムの開発や改善を進めていく中で、信頼ある子ども向けテクノロジーのアワードであるBabyTech®️ Awardの存在を知り、受賞できれば私たちにサービスについてより多くの方に知っていただけると考え、応募を決めました。