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海外とオンラインでつながり、こどもたちの世界観を広げる「EN-TRY世界交流」の魅力

岡田:EN-TRY世界交流の流れは下記の、「マッチング」「相手を知る」「一緒に遊ぶ(※オンラインライブ)」「振り返り、思い出す」の4ステップです。

STEP1:マッチング

園の希望に合わせて交流先やライブ内容を一緒に企画する(事前の先生同士のコミュニケーションもサポート)

STEP2:相手を知る

動いたり声を出したりできる楽しい動画で交流国について学び、交流先の園とビデオレター交換し、ライブ前にお互いのことを知る。さらに、日常で異文化を取り入れるアイデア集をもとに園での活動にも取り入れていく

STEP3:一緒に遊ぶ

実際にオンラインライブ(40分程)を行い、ゲームやクイズなどを楽しむ。言葉の問題もパペットが楽しくガイドすることで解決!

STEP4:振り返り、思い出す

教材やお便りを使って、園や自宅で交流した国や友人のことを振り返ることで、体験を記憶に強く根付かせる。継続的な交流もできる

編集部:盛り沢山ですね!ただ交流するのではなく、「相手を知る」期間があるところがとても良いと思いました。

岡田:はい、STEP2の「相手を知る」期間は長めの時間(園の方針にもよるが2ヶ月程が多い)を取るようにしています。私たちの目的は、子どもたちが、海外に関心を持って、世界を知り、世界観を広げること。40分のライブの前にどれだけ相手について興味を持って調べたかが、オンライン交流を濃密にし、その後も世界のできごとを自分事化し続けられる重要な要素だと考えています。

しっかりとステップを踏むことで、海外への関心が高まっていく

編集部:ここからは、各ステップについて詳しいお話をうかがえますか?

岡田:STEP1のマッチングでは、①希望の国、②希望の園、③オンラインライブの内容を決めていきます。2022年8月時点では、時差の少ない14カ国、200を超える園の中から一緒に、それぞれの園の特徴にあった交流先を選んでいきます。国としては、ニュージランド、オーストラリア、グラム、ケニア、インド、タイ、中国、シンガポールなど、豊富なラインナップから選ぶことができます。

様々な地域から交流園を選べる

編集部:いろいろな国があるのですね!

岡田: 国や地域の他に、園の特徴やイベント内容でマッチングをするケースもあります。例えば、年中~年長のこどもたちとマッチするように、ミックスエイジという一クラスに幅広い年代のこどもたちがいる海外の園と交流ししたい、10月にハロウィンイベントをやりたいといったように。

編集部:選べる選択肢が多いのは、とても良いことですね。

岡田:マッチングができたら、次は「相手を知る」ステップです。目安としては、ここに約2ヶ月間(※園の方針よる)時間をかけるスケジュールを組むことが多いですね。園で具体的に取り組んでいただくには、①交流国紹介動画で相手の国を学ぶ、②ビデオレター交換、③日常に異文化を取り入れる国別アイデア紹介などになります。

編集部:こちらについても詳しくうかがえますか?

岡田:まず、動画では相手の国の食べ物や文化などについて、「マグー」という魚のキャラクターと一緒に身体を動かしながら学べる楽しい内容となっています。

キャラクターと一緒に楽しく学んでいく

動画教材で相手の国について学んだ後は、ビデオレターの交換。ここでは、園で過ごしている様子や、こどもたちの簡単な自己紹介を行います。このステップを踏むことで、お互いにどんな友達と交流するのか、期待感を高め、親しみを感じてもらいやすくなるのです。(ビデオレターの作成は、各園からもらった素材を元にEN-TRY側にて作成)