BTA2023受賞商品発表!

海外とオンラインでつながり、こどもたちの世界観を広げる「EN-TRY世界交流」の魅力

本サービスのポイント
  • 幼少期から海外の同年代とリアルタイムで交流をすることで、世界を身近に感じられる
  • 事前・事後学習を充実させることで、一時のイベントで終わらず心に残る体験になる
  • 友達を作って楽しく学ぶことで、主体性・探求心・SDGsマインドを育む

ITで育児をサポートする商品やサービスを広く集め表彰する、BabyTech® Award Japan。2021年の「学びと遊び」部門にて、優秀賞に輝いたのは、オンラインで日本の幼稚園や保育園を世界とつなげるサービス「EN-TRY(エントリー)」です。オンラインで世界とつながるサービスと言ってしまえばシンプルに聞こえますが、事前準備の期間をしっかりと設け、子どもたちの世界に対する好奇心をかき立てる仕組みがたくさん詰め込まれているのです!そこで今回は、EN-TRYを運営する株式会社シンクアロットの岡田ひかり(以下、敬称略)さんに、サービス概要や、開発の経緯、今後の展望についてお話をうかがいました。

(お話を伺ったのは)
株式会社シンクアロット
岡田ひかり(おかだ・ひかり)さん

子どものうちから世界とつながる体験ができる

編集部:本日はよろしくお願い致します。オンラインを使って海外の幼稚園や保育園と繋がれるEN-TRY世界交流、とても素敵ですね!コンセプトや魅力について教えてください。

岡田:よろしくお願いします。EN-TRY世界交流の目的は、オンラインでの「世界交流」を通じて、子どもたちの視野を広げること。感受性が豊かで偏見の少ない幼少期から、海外の同世代と交流を持つことは、様々な違いを知ると同時に、子どもたちの好奇心や多様性を尊重する心の素地を作る経験だと考えています。

また、オンライン交流だけではなく、相手の国や文化について楽しく学び、自己紹介をする事前プログラムを体験することで、実際にオンラインで交流したときにより密度の濃い時間を過ごすことができる仕組みになっています。

EN-TRYの世界交流における3つのポイント

編集部:「子どもが小さいうちから、世界に触れさせたい!」と考えている親御さんや保育園の先生は多いと思いますが、実際には何をしたらいいのかわからないといったケースが多い気がします。そういった問題を解決してくれそうですね。

岡田:海外交流というと「まず英語から」と考えがちですが、言語はあくまでも意思疎通のツール。本来の目的は「世界には様々な国や文化があること」を知り、世界中の人々と楽しく交流することだと私たちは考えています。オンラインライブでは、マグーというパペットが通訳やガイドをして、リアルタイムのコミュニケーションを楽しめる仕組みとなっているので、安心して交流を楽しむことができますよ。

2ヶ月の事前準備期間が、交流をより深いものに

編集部:ここからはEN-TRYのプログラムの流れについて詳細を教えていただけたらと思います。オンライン交流の前後にはどんなプログラムがあるのでしょうか?