BTA2023受賞商品発表!

その絵本の中で子どもたちが主役になれる!「パーソナライズ絵本“BÜKI(ブーキー)”」

編集部:ちなみに、パパの感想というのは何かありますか?

コズロブ:おそらく、従来の絵本よりもパパが買ってくれている割合は高いと思います。正確な割合は分かりませんが、おそらく購入されているお客様の半分くらいは男性の方だと思います。このような割合になっている理由は、弊社の販売ツールがネットのみだからというところが一番大きいと思います。書店で絵本を選ぶのはまだまだママ、女性の方が多い印象ですが、ネット上で弊社の製品を知ってくださって、ご購入いただける……それが多くのパパに届いている理由だと考えています。

数々の名作の世界に入り込み、冒険するという夢が実現するかも……!

編集部:最後に今後の「BÜKI」の展開についてお伺いしてよろしいでしょうか。

コズロブ:今後はまず、いろいろな種類の絵本を増やしていきたいと思っています。たとえば学習系の絵本などですね。ひらがなを学ぶために、お子様の名前に使われているひらがながストーリーを展開していったりとか。

もちろん、「BÜKI」ならではのパーソラナイズ絵本の種類も増やしていきます。それと同時に注力しているのが、他社様とのコラボレーションです。具体的には、既存の出版社さんがお持ちの絵本の中で、子どもが主役になれる絵本を作りたいと考えています。たとえば『エルマーとりゅう』や『ぐりとぐら』のような名作とのコラボで『太郎くんとりゅう』とか『ぐりとぐらと花子ちゃん』というように、有名なキャラクターと一緒に子どもが絵本の中に登場する本ができたら、どんなに子どもたちが喜ぶだろうと想像しています。というわけで、いくつかの出版社様に弊社のプラットフォームを使って、読み手となる子どもが絵本の中に登場するプロジェクトを呼びかけているところです。

編集部:それは楽しみですね! 『ぐりとぐら』のカステラを一緒に食べられたら最高です!

コズロブ:私もいろいろな絵本の中に自分が入りたいな……と思っていたので、ぜひ実現させたいと思います。

取材を終えて

かなり昔から名前や誕生日の数字だけを入れて、「世界に一つしかないオリジナル絵本!」という商品はありました。しかし、そんな見かけだけのカスタマイズには魅力を感じないな……と思っていましたが、「BÜKI(ブーキー)」の作品には驚かされました。普通はこれほどカスタマイズすると、かなり印刷数を増やさなければ採算が取れません。その難題をインターネットとテクノロジーの力を使って解決し、リーズナブルな価格を実現させたところに「BÜKI(ブーキー)」の素晴らしさがあると思います。ぜひ、今度の子どもたちの誕生日にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?