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妊娠期からパパの自覚を育て、夫婦間のコミュニケーションを円滑にしてくれるアプリ「パパninaru」

また、弊社がとったアンケートでは、アプリをきっかけとした夫婦のコミュニケーションで最も増えた内容は「ママの体調に関すること」だったという結果が出ています。これも夫婦の情報格差を埋め、さらに夫婦のコミュニケーションを促進するという当社の狙い通りだったと思います。

妊娠・育児に関する基本情報がまとめられた「パパペディア」

編集部:利用者数はどれくらいでしょう?

三木:ママ用アプリのninaruと比較すると、パパninaruの利用者数はまだまだ少ないのが現状です。当社としては、ninaruと同程度にまで引き上げていきたいと考えています。

編集部:せっかくママがninaruをインストールしているのに、パパの方がパパninaruをインストールしないのは非常にもったいないですね!夫婦で使えばメリットは何倍にもなると思いますから……。ちなみにネイビーの色合いはとても男性的ですが、デザイン面もかなり工夫されているのでしょうか?

三木:実は最近、パパninaruのロゴデザインを変更しました。以前はパパninaru のパパの部分は「papa」という筆記体だったのですが、これをカタカナの「パパ」に変えたところ、ユーザーのアプリ利用時間が増えました。

編集部:たしかにカタカナの方がスマホの画面上で目立ちます。本当に細かいところまで工夫されているのですね!

「パパninaru」のロゴ 新(左)・旧(右)バージョン

妊娠期からパパとつながりを持つ貴重なメディアとして、今後もますます発展が期待される

編集部:最後に、「パパninaru」の今後の展開について伺えますか?

三木: これからもパパとママの情報格差を埋めていくこと、そして夫婦のコミュニケーションがさらに生まれるような機能の開発を考えています。また、現在は一人のお子さんしか登録できませんが、兄弟姉妹も追加できるようにして、複数のお子さんがいる家庭でも使えるように開発中です。また妊娠期の節目のタイミングで、ママとコミュニケーションを取りたくなるような記念画像なども導入したいと考えています。

編集部:パパがもっとママに寄り添えるようにするという御社の姿勢は素晴らしいですね!

三木:2022年4月から男性の育休取得に関する法改正に伴って、育児情報を必要とする男性は増えていくと思います。そのため、よりアプリの利用者数を増やし、多くのパパに妊娠・育児に関する情報を届けたいと考えています。また現在、子どもが生まれた後のパパのためのメディアやコミュニティはありますが、妊娠期のパパとつながっているメディアやコミュニティはほとんどないと思います。そのつながりを持っているところに当社の強みがあると思いますので、妊娠期のパパからの意見をさらに吸い上げ、しっかりサポートすることでパパ・ママの育児を支援していきたいと考えています。