BTA2023受賞商品発表!

妊娠期からパパの自覚を育て、夫婦間のコミュニケーションを円滑にしてくれるアプリ「パパninaru」

本サービスのポイント
  • 妊娠期と育児期のパパに役立つさまざまな情報、コラムが毎日配信される
  • ママ専用アプリと連携し、夫婦間のコミュニケーションを促進する仕組みになっている
  • 利用者の声を常に吸い上げ、それが迅速なアプリの改善と高評価につながっている

今回ご紹介する「パパninaru」は、妊娠期と育児期のパパに役立つさまざまな情報が毎日届くアプリ。それらを読むことでパパの妊娠・育児に関する知識量が増え、妊娠・育児期における夫婦のコミュニケーションに役立つだけでなく、パパがより積極的に妊娠・育児に関われるようになります。そんな同サービスは「BabyTech® Award Japan 2021妊活と妊娠部門」で大賞を受賞しました。そこでBabyTech.jp編集部は「パパninaru」を開発した株式会社エバーセンスの三木さん(以下、敬称略)に取材を行い、同サービスの概要や開発の経緯、今後の展開について伺いました。

(お話を伺ったのは)

株式会社エバーセンス
三木悠輝(みき・ゆうき)さん

「妊娠期」と「育児期」のパパに役立つさまざまな情報やコラムが毎日届く!

編集部:本日はお忙しいところ、大変ありがとうございます。さっそくですが、「パパninaru」の概要と特徴について伺えますか?

三木:パパninaruは、 妊娠期〜4歳くらいまでのお子さんがいらっしゃる「パパ専用」のアプリです。利用する際には、妊娠モードと育児モードの2つに切り替えが可能です。妊娠モードではママのお腹の中の赤ちゃんの成長に合わせて、毎日届けられる内容が変わります。たとえば、その時点における赤ちゃんの様子や、ママに接するときはこういったことに気を付けてあげてくださいね……といったパパへの提案や役に立つ情報などです。赤ちゃんが産まれた後の育児モードでも同様に、子どもの成長に合わせてさまざまな記事が配信されます。

妊娠モードのパパninaruのホーム画面
育児モードのパパninaruのホーム画面

パパの場合、妊娠というのは自分の身体に起こっている変化ではありませんから、なかなかパパになるという自覚が芽生えません。そのため育児を自分事としてとらえることが難しく、ママとのコミュニケーションがうまくいかなくなる……という課題がありました。そこでパパninaruでは、「ママのきもち」や、「先輩パパのひとこと」といった形で、子どもがこれから生まれるパパ・子育て中のパパに必要な情報をお伝えし、夫婦間のコミュニケーションを円滑にすることを目指しました。

新米パパにとって、とても役立つ「先輩パパのひとこと」

たとえば、「子どもの健康診断に同行できなかったときは、きちんと内容について夫婦で情報共有するといいですよ」といったメッセージを送ることにより、パパがより育児に積極的に関われるようにしています。

編集部:取材前にアプリをダウンロードしたのですが、私も子どもが生まれる前にこのアプリがあれば……と思いました。本当にパパというのは、育児についての知識が圧倒的に足りませんから。とくに妊娠期間全体の「イベント」や「ママの身体に起きる変化」を俯瞰できる「妊娠スケジュール」が非常に素晴らしいと思いました。こういうふうに全体像が把握できると、パパは落ち着いて育児に取り組めるような気がします。