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毎日クイズに答えるだけで、子育てに必要な「知識」と「自覚」が身につく!「育児クイズ パパ力検定」

編集部:パパ力検定は出てくるキャラクターも親しみやすいですね。私はムササビの「むさじい」のファンになりました。毎日1問ずつクイズがLINEで送られてくる形式ですが、今のところ全問正解して「むさじぃ」に褒められています。

髙橋:ステージ1の新生児編は、皆さん簡単でもっと難しくして欲しいというご意見もあります。しかし、ステージ2やステージ3にいくと、かなり多くの方の全問正解記録がストップします。

編集部:クイズとしてもよくできているのですね。

髙橋:ただ、開発側としては「クイズ」より「解説」の方を重視しています。クイズに関しては解釈次第で○でも×でも正解というものが混ざっているかもしれませんが、それはお遊びとしてご容赦いただきたくて、やはり見ていただきたいのは解説のほうです。利用されている方からも「解説をすごく楽しく読んでいます」「そこの情報が手厚いのでためになっています」という声をいただいており、そこは狙い通りだったという感触です。

編集部:たしかに情報の出典などもはっきり書かれていましたし、LINEで画面をスクロールしなければ読めないくらい解説が非常に充実していました。

髙橋: 2020年11月にサービスをスタートした時は、解説が長すぎるのではないかという不安がありました。しかし、利用されている保護者の方に聞いてみると、LINEだったらスクロールして読むのもそれほど苦ではないということで、今の形式に踏み切りました。

パパ力検定は充実した解答・解説も魅力となっている

髙橋:「先輩パパからの手紙」「子育て4コマ漫画」「パパママの元気に役立つ薬膳の知識」「脳を育てる発達を促すコツ」「保育士さんたちの手紙」などの連載コラムがあります。ただ、クイズは1日1回LINEで送られてきますが、コラムはそのクイズの下のメニューをタップすることで読めるようになっています。連載コラムもクイズのようにLINEで送るようにすると、クイズだけでお腹いっぱいという人はつらくなってしまいますので。

編集部:たしかにLINEでいろいろな情報が頻繁に送られてくると、ちょっと負担に感じてしまいそうです。

髙橋:利用してくださる皆さんには気軽に楽しくやっていただきたいと考えているため、1日当たりに提供するコンテンツの量はかなり注意しています。

クイズ以外のコンテンツも豊富に提供されている

編集部:コンテンツの制作体制はどのようになっているのですか?

髙橋:ご協力いただいている専門家は小児科の医師、保健師、救命救急士、薬膳の専門家でもある管理栄養士、理学療法士といった方たちです。その方たちに加えて、保育士3~4名にインタビューしています。また、漫画家の方にも参加していただいています。