BTA2023受賞商品発表!

天井に設置されたカメラとタブレットのみで、午睡チェックを強力にサポートする「ベビモニ」

「子供の見守り」という保育士本来の業務に集中できる

今後は睡眠環境も計測し、さらに子供たちの健康の向上に寄与していく

編集部:今後のベビモニの展開について伺えますか?

浦上:現在の問合せペースが続けば、来年には三桁の施設に普及することが見込まれます。そうなるとデータの蓄積によって、さまざまなことが可能になるでしょう。たとえば、午睡チェックだけでなく、画像を解析することにより子供たちの健康に寄与するような提案ができるかもしれません。また、2021年10月からデバイスをバージョンアップし、室内の温度や湿度を測定できるようにする予定です。睡眠環境を同時に計測することで、子供たちの体調不良の兆候などを発見・通知できるようにしたいと考えています。

取材を終えて

正直なところ取材させていただくまで、午睡チェックシステム系の製品はかなり多くの先発品があり、今さらどんな後発品が出てきても追いつけないのでは……と考えていました。しかし、保育施設という現場の「ホンネの声」をベースに開発されたベビモニには、爆発的な普及の可能性を感じます。実際、もし自分が保育施設で働くとしたら、本製品のような午睡チェックシステムの導入こそ、本当にありがたいと思います。ベビーテックは「AIをいかに活用するか」という時代に入っていることを、まざまざと感じました。

「ベビモニ」 公式ホームページ
https://www.babymoni.jp/