永田:どの会社の製品・サービスが受賞するのか、非常に楽しみです。BTAJ2021における大賞・優秀賞は数名の有識者の皆様に選んでいただくため、一票差で決まるような厳しい面があります。ただ、受賞された企業の約半数はその後に新たな資金調達や業務提携を達成されるなど発展的な展開をされているので、多くの企業の方の励みにもなり、投資家や企業の皆様にも一定の評価をいただけていると感じています。今回のアカチャンホンポ賞も従業員の皆様の生の声が反映されるということで、非常に栄誉ある賞になるのではないかと思います。
味志:当社の社員は日々、店舗にいらっしゃるまさに子育てをしている方から、さまざまな悩みを伺っています。そんな一般の子育て家庭に非常に近いところにいる、彼ら・彼女らから見てどういう製品・サービスが良いのか可視化されることは大変興味深く、私自身も楽しみにしています。
全国に展開する店舗とECサイトという接点で、ベビーテックを紹介していく
永田:では最後に、御社のベビーテックに対する取り組みの将来展望について伺えますか?
味志:直近の展開としては、BTAJ2021の取り組みの一環として10月15日にリニューアルしたセブンタウン小豆沢店(東京都板橋区)に、当社初の常設のベビーテックコーナーを設けました。まだ1店舗での展開であり、販売に至らない製品・サービスもありますが、まずはいつでもベビーテックに触れていただける場所を提供できるのを非常に楽しみにしています。やはり当社の強みは全国に展開する店舗とECサイトを持っていることですので、それらの接点でお客様に製品・サービスをご紹介していくような形をどんどん進めていきたいと考えております。
当社は「スマイルな育児を。アカチャンホンポ」というコーポレートメッセージを掲げており、その実現のためには子育ての大変な作業や時間が少しでもラクに、効率的になるようサポートしていくことが大切です。そこから気持ちの余裕、時間的な余裕が生まれれば、それを赤ちゃんとの楽しい時間、育む時間に使っていただけるでしょう。ベビーテックを活用することでより一層子育てをサポートし、今後もますますパパ・ママのお役に立つことを目指したいと考えております。
永田:セブンタウン小豆沢店のベビーテックコーナーを多くの方に見ていただき、これからの育児についてイメージできる場所になることを願っております。本日はありがとうございました!
ベビーテック体験ショールーミングイベント「BabyTech TOUCH」を開催