BTA2023受賞商品発表!

保育者の負担を減らして、子どもたちとの時間をつくりだすクラウドサービス「hugnote」

編集部:保育士さんにとって保護者の方との連絡業務は負担になっているようですね。連絡以外の業務を支援する機能などもあるのでしょうか。

本多:2020年12月からQRコードによる入退室時間の打刻管理と連携する形で延長保育料の自動計算や請求書の自動作成機能が追加されました。また、保育計画や保育日誌といったドキュメントをクラウド上で作成、承認、管理できる機能も提供をスタートしました。こうした機能を活用することで管理業務の負担を軽減して、今まで以上に子どもたちと接する時間を充実したものにしていただきたいですね。


保護者がQRコードをかざすだけで出欠が打刻。「タッチパネルで操作が簡単なうえ、格段に保育時間の集計がしやすくなりました」(保育園管理者)

編集部:「hugnote」を導入した園からはどういった声が寄せられていますか。

本多:緊急連絡をする際など、「hugnote」のアプリだと既読か未読なのかが一目瞭然なので、電話で連絡網を回していた頃よりも飛躍的に効率化できたという感想をいただきました。また、毎月600枚もの紙のお便りの印刷をしたり、それを折りたたんだりする手間がなくなったことで時短とコスト削減が実現できたとの声も寄せられましたね。アプリなら掲示板とは違って、見落としの心配も少ないですし、後から何度でも見返すことも可能です。緊急連絡同様にご家庭でお便りが見られているかが把握できることは園として大きな安心につながっているとのことでした。

編集部:こうした効率化の波は保護者の方にもいい形で影響を及ぼしているようですね。

本多:「hugnote」はスマホで撮った写真をアプリでクラウドへアップすることができるので手軽に園での様子を共有できるようになりました。保護者の方からは園の様子がこれまで以上にわかるようになったとたいへん好評です。こうした機能は保護者の方にとっての楽しみになっているだけでなく、安心感にもつながっているようですね。

編集部:写真なら子どもたちの様子もダイレクトに伝わってきますね。

本多:そうですね。連絡帳のコメントだけでは十分に伝えきれないこともありますし、送り迎えの時も保育士さんとじっくり時間をかけて話し込むことができませんから。保護者の方からポジティブなフィードバックがあることは保育士さんのモチベーションアップにもなっているそうです。

コロナで休園中の保育園と家庭をつなぐ架け橋として

編集部:新型コロナウィルスの感染拡大によって、これまで以上に連絡の重要度が増したのではないでしょうか。