BTA2023受賞商品発表!

「ベビーテック元年」の実現を目指し、企業との共創を加速させる決意!

編集部:ありがとうございます。日常的に子どもと接する保育園関係の方は来場を見合わせられた例もあったようですが、それでも会期中に3000名弱の方にご来場いただけました。

大島:会場では、多くのベビーテック関連企業の方とつながりを持つことができました。授賞式の各社のプレゼンテーションだけでなく、当社が開設したブースにもお越しいただき、さまざまな情報交換ができたと思います。

浜本:私たちにとっても久しぶりの対面の場だったので、各社とのお話やプレゼンテーションを通じて、ベビーテックに対する関係者の熱い想いをリアルに感じることができました。

大島:特に印象に残ったのは、皆さまが自分自身の「原体験」をもとに語られていたことです。私や浜本もまさに子育て中なので、そういう「原体験」と非常に共鳴するところがありました。自分自身が子育てにおいて、とても苦労したことをなんとか解決したい……そういうきっかけでベビーテック製品やサービスを開発した方々とお会いし、その想いを共有できたことは非常に良かったです。

編集部:おっしゃる通り、授賞式の各社プレゼンテーションは、いずれも子育て世代が直面している問題をどう社会的な課題として解決していくか、という情熱を燃やしている方たちばかりでしたから、聞いていて胸が熱くなりましたね。

大島:オンラインでもプレゼンテーションを見ることはできますが、やはり対面の場だからこそ感じられる熱量を受けとることができたので、本当に貴重な機会だったと思います。

さまざまな企業との「共創」により、2021年を「ベビーテック元年」にしたい

編集部:反対に、何か当初の期待と違った点はありますか?

大島:DNPのブースでは、ベビーテック分野で複数の企業が協力し、生活者に新しい価値を提供する「共創」について紹介していたのですが、多くの企業の方から「実は自分たちも何かやりたいと考えていたところです」「どういうことが一緒にできるでしょうか」と声をかけていただくなど、非常に大きな関心が寄せられました。その企業の数や関心の高さは、いい意味で期待を超えていた、と感じています。

浜本:「子育てに関連する事業」をやっていなくても、新規事業として取組みたいと考えている企業が多数存在する、というのは発見でした。また、一社だけでは取組みを推進しきれていない状況から、当社との「共創」に興味を持ってくださり、具体的なディスカッションに発展している企業もあります。