BTA2023受賞商品発表!

企業との共創でかなえたい「子育てのアップデート」

 

ベビーテックの普及のために重要な「BTAJ2020」

編集部:続いて、御社が「BTAJ2020」に協賛された狙いと、株式会社パパスマイルとのパートナーシップ契約に期待することを伺えますか?

大島:まず、「BTAJ2020」は当社が「ベビーテック」に取り組むことを世の中に発信する上で非常に有効な場であると考えています。また、私自身も「BTAJ」によって「ベビーテック」を知ったことから、当社のリソースを使ってこのイベントを一緒に盛り上げていくことが、より多くの方に「ベビーテック」を知っていただくきっかけになるのではないかと考え、冠スポンサーとして協賛させていただきました。

編集部:実際、DNPという企業のネームバリューは非常に大きいのではないでしょうか。御社に協賛いただいたことで、今回の「BTAJ2020」に対するマスコミ各社の注目度が高まっていることを感じています。

大島:当社としても「ベビーテック」に関して先駆者的な存在である株式会社パパスマイルとパートナーシップ契約を結び、「BTAJ2020」に協賛したことで、この分野に初めて進出した私たちの信頼性に繋げられたと思います。また、特に「ベビーテック」分野におけるスタートアップ企業との繋がりや、法制度、自治体の助成制度などについては、株式会社パパスマイルの皆さまの知見やノウハウに大きく期待をしている部分です。

 

「共創」でかなえたい「子育てのアップデート」

編集部:最後に、御社が今後取り組まれていく「ベビーテック」におけるさまざまな企業との「共創」構想について伺えますか?

大島:私たちが描く「共創」は、さまざまな企業が持つ技術やプロダクトなどのリソースをうまく組み合わせることで、子育てにまつわる課題解決につながる価値を世の中に提供していくことです。子育てには、ほんの小さな困りごとが積もり積もって大きな困りごとになるシーンがたくさんあります。誰も拾い上げないような小さな困りごとを、さまざまな企業の力によって取り除くことで、「子育てをアップデート」し、大きな社会課題にアプローチしていけるのではと考えています。

浜本:そのアクションの一つとして、「DNPイノベーションポート」という当社が掲げるオープンイノベーションサイトにて、ベビーテックのプロジェクトを立ち上げました。

大島:お問合せいただいたスタートアップ企業とお話しすると、お出かけ先の施設での子どもの遊び・休憩や、パパやママが余暇を過ごす視点など、まさに小さな困りごとに着眼してサービス化されています。しかし、認知拡大やビジネス規模を出すことに苦戦されている印象もあります。