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親が付きっきりで教えるよりも、子どもが成長する!?「スマイルゼミ幼児コース」

編集部:ユーザーテストの際、保護者からのリクエストは何かありましたか?

鎌田:問題を解いて「正解したときの演出」は、どんどん入れて欲しいということで、いろいろなパターンを追加しました。「勉強は楽しい!」という気持ちに繋がるように褒める、ということですね。花丸やキラキラと光る演出、楽しいアニメーションが見られ、お子さんにも好評です。

 

「自主学習を促す」という高い評価と、デジタルならではの迅速な強化

編集部:利用者からの感想は、どういったものがありますか?

鎌田:定期的に利用者アンケートをとっているのですが、一番多いのは「1人で学習できるのが良い」というコメントです。それから「自動採点機能」も保護者の皆様には好評です。教材がタブレットだけなので、片付けが簡単という声も多いです。お子さまにとっておそらく自分の声を録音して聞くのは初めての経験なので、「自分の声を録音して学ぶといった教材もあり、自主的に楽しんで取り組めるのが良い」、また「『自然』や『生活』について学べるのがいい」というご意見もありますね。

編集部:「自然」や「生活」とは、どういう学習内容なのでしょうか?

鎌田:「生活』は年中行事やマナーに関する内容です。「自然』は動植物や自然現象について、写真や動画を交えて解説するものです。

編集部:ありがとうございました。最後に、今後の展開やアップデートについて教えてください。

鎌田:ご意見をいただいて、随時、強化のためのアップデートを配信しています。たとえば、「ひらがな」の練習で正解・不正解の判定が厳しすぎる、というご意見があったときには、実際の学習データを解析してさまざまな強化を行いました。具体的には、まず「スマイルゼミ 幼児コース」を利用されているお子さま全体の学習履歴やストロークデータ(筆跡)を調べたのです。正解・不正解の判定が厳しすぎたところは、文字ごとに再調整を施しました。このような調整は他の講座についても行なっています。

編集部:子どもたちの学習内容をそこまで詳細に分析できるのは、デジタル教材だからこそですね!

鎌田:定量的なデータは全て分析し、定性的な内容は定期的にアンケートを実施して、どんどんスマイルゼミに反映するようにしています。

寺尾:紙の場合は1年間を通して学習したあとに、翌年から教材が改訂されるかどうか……というサイクルですが、デジタル教材は随時アップデートできるのが強みだと思います。また、より長期の視点での展開は、「小学校での英語必修化」への対応を強化することです。現段階では小学校の先生方も手探りだと思いますが、学習指導要領などを踏まえて幼児教育に必要な内容を取り込んでいきたいですね。