BTA2023受賞商品発表!

親が付きっきりで教えるよりも、子どもが成長する!?「スマイルゼミ幼児コース」

本サービスのポイント
  • 全ての教材がタブレット1台で完結。保管場所も取らず、すぐに学習を始められる。
  • 「音声読み上げ」「自動採点」など、幼児が1人で学習を進められる工夫が多数。
  • 学習内容はクラウド上に蓄積され、それが教材強化に生かされている。
「小学校の英語必修化」や「幼稚園・小学校受験ブーム」から、ここ最近、非常に多くのパパ・ママの間で「幼児教育」に対する関心が高まっています。そして、さまざまな企業が「幼児教育プログラム」を提供しているなか、特に注目を集めているのが株式会社ジャストシステムの「スマイルゼミ 幼児コース」。もともと日本語ワープロソフト「一太郎」や日本語入力システム「ATOK」で有名な同社のサービスが、老舗有名企業がひしめく幼児教育の分野で躍進している秘訣はなんでしょうか? 今回、BabyTech.jp編集部は「スマイルゼミ 幼児コース」を開発・提供する株式会社ジャストシステムの寺尾房代さん、鎌田美代さん(以下、敬称略)に取材を行い、同サービスのこだわりや開発の経緯、今後の展開について伺いました。


向かって左が寺尾さん。右が鎌田さん

(お話を伺ったのは)
株式会社ジャストシステム
ラーニングイノベーション事業部
企画マーケティンググループ シニアエキスパート
寺尾 房代さん

株式会社ジャストシステム
ラーニングイノベーション事業部
企画教材グループ エキスパート
鎌田 美代さん

 

子どもたちの「自主的な学習」のために必要な教材を、タブレットに集約!

編集部:さっそくですが、「スマイルゼミ 幼児コース」の概要について伺えますか?

寺尾:まず特長ですが、「タブレットだけで学べる教材」ということです。すべての教材をタブレットに配信しており、そこが複数の冊子やプリントを使う他社の幼児向け教材との大きな違いになります。当社は幼児期に学ぶ内容として、10の分野(ひらがな・カタカナ・ことば・数・かたち・時計・英語・ちえ・生活・自然)を設定しており、これらを毎月満遍なく学習できるように教材を構成しています。


このタブレットで全てが完結する

鎌田:タブレットを起動すると、その日に取り組む教材が「きょうのミッション」として提示され、それに沿って進めることで、お子さんが10の分野を毎月偏りなく学べるようにしています。また、課題の採点(正解・不正解の確認)は自動的に行われ、間違えてもバツをつけずに「もう一回考えてみようね」と、再チャレンジするように誘導します。一日の課題を終えると、結果は「きょうのできた!」という1枚の画面にまとめられます。そこに保護者の方が花マルやスタンプを押せますので、親子で一緒に一日の成果を振り返ることができるわけです。「きょうのできた!」はお子さんの成長の記録にもなります。