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熱中する子ども達の姿がまぶしい!「YouTuber Academy」(パパスマイル掲載記事)

中條:「学童保育」のカリキュラムとしてやらせていただくタイプの教室はほぼ毎週、平日に開催しています。その中にはインターナショナルスクールもあり、動画制作も英語で教えています。

編集部:それは講師の方がすごいですね。

中條:「YouTuber Academy」の講師は全員FULMAのメンバーで、関東6名・関西2名の構成です。先ほどのインターナショナルスクールの授業は、英語のできるメンバーが対応しています。私たちは教室を所有せず、学童保育施設をはじめとする「教室を持っている事業者様の設備」で「YouTuber Academy」を開催しており、施設管理のために常駐する必要がありません。おかげでこの少人数でも運営できています。また、これまでFULMAのメンバーは全員が大学生でしたが、今年3月に私と代表を含む3人のメンバーが卒業して事業に投下できる時間が増えます。ですから2019年から教室数を拡大するのは、ちょうど良いタイミングだと考えています。

編集部:「YouTuber Academy」を始められたきっかけを伺えますか?

中條:2016年7月にFULMA株式会社が設立された当初の事業内容は、子ども達に「自然体験」や「陶芸体験」などを届けることでした。会社として掲げた「子どもたちの『やりたい!』をカタチに」という理念に沿った事業だったのですが、同じような体験を提供する会社は多い上、「子ども達が本当にやりたいこと」をできていないのではないか……というギャップに直面したのです。そこから色々と検討を始め、子ども達が安全に動画制作を学び、体験できる場として「YouTuber Academy」を2017年3月にスタートしました。

編集部:子ども達が本当にやりたいのは「自然体験」や「陶芸体験」ではなかった、と。

中條:実際に子ども達の声を聞くと、「YouTuber」の人気をひしひしと感じましたし、きちんと動画の制作や編集を学べる場がないことも社会を見れば一目瞭然だったのです。それどころか、当時は子どもたちの「やってみたい」という気持ちをネガティブに捉える風潮が一般的でした。だから私たちは、子ども達がネットに触れる危険を管理しながら安全に楽しく動画を制作できる場所を作ろうと、「YouTuber Academy」を始めたのです。

 

「YouTuber Academy」を通じて、たくましく成長する子ども達

編集部: ここに通う子ども達には、どんな変化が見られるのでしょうか?