※本記事は弊社Webメディア「パパスマイル」からの転載記事です。
本サービスのポイント
- YouTube動画配信の実践を通じて、本当に役立つ「ネットリテラシー」が身につく
- 「ITスキル」だけでなく、「企画力」「発想力」「プレゼンテーション力」も伸ばせる
- 「親子で動画編集・配信を始める」など、「家族のコミュニケーション」が活性化する
(お話を伺ったのは)
FULMA株式会社 COO
中條 武 さん
子どもたちの「学ぶ姿勢」がまったく違う、「YouTuber Academy」
編集部:「YouTuber Academy」で、子ども達はどんなことを学んでいるのでしょうか?
中條:「YouTuber Academy」の対象は「小学校1年生〜6年生まで」の子ども達ですが、そこで私たちが学んで欲しいことは大きく分けて4つあります。「動画撮影・編集のテクニック」はもちろんですが、私たちが最も力を入れているのは「ネットリテラシー(インターネットを使う際に注意すべきこと)」の部分です。それから「企画力・発想力」と「プレゼンテーション力」を身につけてもらうことも重視しています。自分が話している動画を振り返り、より伝わりやすくする方法を考える「メタ的な視点」を持って欲しい、と思いながらカリキュラムを作っています。また、スクールの進め方ですが、だいたい「ネットリテラシーの講義→課題に基づく企画の立案→撮影・編集→動画を発表」というサイクルを3ヶ月で1回実施します。ですから年間で4本の動画を作ることになります。たとえば、この3ヶ月は「スライムを使った動画」を作ってみよう、次の3ヶ月は「おもちゃを紹介する動画」を作ってみよう、という流れですね。最初はネットリテラシーを学ぶなどインプットの時間が長いのですが、1年の後半になるにつれてアウトプットの時間が増えていきます。