青木:協会の認定講師と協力し、赤ちゃんの表情を素敵に切り取るAI技術の開発に月日を費やしました。こちらは、共同印刷株式会社さんと、一緒に2019年から開発を進め、AIに大量の赤ちゃんの写真を読み込ませながらクオリティアップにつとめました。
編集部:リリース後に、改良を加えることもありましたか?
青木:より多くの方におひるねアートを楽しんでいただけるように、縦のアートにも対応できるよう背景を増やしたり、決済方法にもQR決済を追加したりしながら、利便性の向上にも努めております。
編集部:もともとある写真を使える、CollageSquareだからそこの魅力や便利さも生まれてきそうですね。
青木:そうですね。イベント撮影にも、そこでしか撮れない一枚や思いがけない一枚が撮れる、他の保護者や先生との交流を楽しめるといった魅力もありますが、おうちや手元にある写真でおひるねアートを作成できる、CollageSquareでは、例えば、子どもが赤ちゃんだった頃の写真も使えますし、兄弟での撮影、ペットの写真なども使えるため、本当にいろんなバリエーションを楽しむことができると思います。
世界中におひるねアートを広めたい
編集部:最後に、CollageSquareの今後の目標について、教えてください。
青木:海外に向けて、おひるねアートの魅力を広めていきたいですね。特に、韓国や、台湾、中国などでは、日本に近い写真文化があります。そちらに向けて、海外でも通用するサービスを構築していきたいと考えています。
また、家族の思い出として残したいのは、赤ちゃんだけに限らないと思います。お手軽に、ペットのアート作品を残せるサービスも作っていけたらと考えています。
編集部:どれも需要がありそうですね!これまでも、いろいろと伺ってきましたが、最後に、青木さんが考えるおひるねアート魅力についてうかがえますか?
青木:育児って、特に初めてパパやママになる親御さんにとっては、本当に大変なことが多いと思います。そんななかでも、おひるねアートは、非日常や、普段とはちょっと違った、ふれあいの時間を作ってくれます。。疲れたときに見返しても、育児のストレスを軽減してくれたり、「可愛い我が子のために頑張ろう!」と思えたり、力をくれるものなのではないかと考えています。
編集部:ありがとうございます。家族との特別なひとときを演出してくれるツールとして、多くの方がおひるねアートを楽しめるようになるといいですね!本日は、素敵なお話をどうもありがとうございました!