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自宅で撮った子どもの写真が、可愛い「おひるねアート」に!「コラージュスクエア」の魅力

本サービスのポイント
  • 「おひるねアート」とは、赤ちゃんを可愛らしい背景や小物と一緒に撮影した作品
  • CollageSquareでは、AI技術で自宅撮影した写真を背景画像に合わせて加工してくれる
  • スマホの待受画像や年賀状にしたり、昔の写真やペット写真を使ったりと、楽しみ方の幅が広がっている

「おひるねアート」とは、赤ちゃんを背景や小物と一緒に撮影するアート写真。まるで絵本のワンシーンのような姿を記念として残せる点が話題を呼び、TVや広告など様々なメディアに取り上げられています。一方で、凝ろうと思えばとことん細部までこだわれる側面もあるため、人によっては準備や撮影などに結構な手間や時間が取られてしまう部分も。そんな「おひるねアート」を気軽に楽しめるツールが、あるのをご存知でしょうか?

「CollageSquare(コラージュスクエア)」は、撮影用の小物や背景を準備することなく、スマートフォン撮影した子どもの写真を、用意されてたおひるねアートの背景に合わせるだけで、簡単にかわいい写真を作れるプラットフォーム。「BabyTech® Award Japan 2021」の「記念と記録部門」で優秀賞を受賞したCollageSquareの魅力について、サービスを提供する一般社団法人日本おひるねアート協会の青木水理さんにお話をうかがいました。

(お話を伺ったのは)

一般社団法人日本おひるねアート協会
代表理事
青木水理(あおき・みのり)様

まるで絵本のワンシーン。魅了的な背景を豊富に用意

編集部:本日は、よろしくお願い致します。「CollageSquare」のサービス内容についてうかがう前に、「おひるねアート」について教えていただけますか?

青木:赤ちゃんに小物や背景をつけて撮影するアート写真で、今しか撮れない可愛らしい表情を、絵本の一ページのように残すことができます。思い描く背景や小物を用意して、赤ちゃんをその上にそっと置き、真俯瞰で撮影します。赤ちゃんの笑顔や寝顔、泣き顔まで、様々な表情を残すことができます。

編集部:調べて見たら、可愛らしい写真がたくさん出てきますね!どんな流れで撮影をするのでしょうか?

青木:まずは、自身が撮影したいイメージを膨らませていきます。それが出来たら、背景づくり。大きな布をベースとして、様々な装飾を施しながら背景を作り上げていくんです。最後に小物を揃えて撮影します。一人でされる方もいらっしゃいますが、コロナ前はおひるねアート撮影会が様々な場所で開かれていたので、保護者の方が集まって、みんなで撮影をすることも多かったんです。

一生の思い出になるおひるねアート

編集部:一枚の写真にそれだけの、手間や時間がかかっているのですね。CollageSquareでは、もっとお手軽におひるねアートを楽しめるそうですが、そちらについても教えてください。

青木:はい。ステップはとてもシンプルで、まずはおひるねアートにしたい背景を選び、その後おひるねアートに使う写真を、CollageSquareにアップロードします。AIが子どもの表情を背景にあてはめてデザインしてくれるので、その画像をダウンロードすれば、素敵なおひるねアート作品の出来上がりです。ダウンロードには、330円(税込)かかりますが、中にはキャンペーンで無料の作品などもあるので、ぜひお試しいただきたいです。

簡単なステップで誰でもおひるねアートを作ることができる

編集部:とてもお手軽におひるねアートを楽しめるのですね!

青木:はい、出来上がった写真は携帯の待受画面やパソコンのデスクトップ画像に設定したり、遠く離れて暮らす親戚に共有したり、年賀状や暑中お見舞などの挨拶としても使うことができます。

編集部:さまざまな楽しみ方や利用法がありますね。CollageSquareで選べる背景画像についても教えていただけますか?

アイデアしだいで様々な作品を生み出せる

青木:CollageSquareで提供する背景の作品はすべて、おひるねアートのプロである、おひるねアート協会認定講師のオリジナル作品となっております。プロが作った背景を使えるのも、魅力の一つですね。また、定番の人気作品に加えて、クリスマスやお正月といった冬の行事に合わせたものや、春のイースター、夏らしい爽やかな背景、秋のハロウィンなど季節やイベント感もしっかり取り込んでいます。

編集部:ふだん撮りためた写真でお手軽におひるねアートを楽しめるなんて、とっても魅力的なサービスですね。写真を撮るときのコツがあれば教えてください。

青木:自然光が入る場所を探して、真上から撮っていただけると素敵な作品に仕上がりやすいです。あとは、子どもと楽しみながら撮ることも大事なポイントですね。

楽しんで撮ることが重要!

編集部:実際にCollageSquareを利用者した、ママやパパの声についても教えていただけますか?

青木:大掛かりな準備も、撮影会に行く必要もないので、「自宅でリラックスしながら撮影を楽しめました」といったお声や、「遠くの地域の先生が作ったアート作品を使えてよかった」といったお声を頂いています。あとは、「先生が作った背景に合わせて、服を決めました」など、おひるねアートの、間口や楽しみ方の幅が広がってきた印象を受けました。

親の「子どもの可愛い写真を残したい」を叶えるサービス

編集部:ここからは、CollageSquareの開発経緯についてお話を伺えたらと思います。リリースは、2021年だったかと思いますが、コロナの影響などもあったのでしょうか?

青木:CollageSquareの構想自体は、コロナウイルスが流行る前の2019年頃からありました。イベント撮影会は人気があるものの、時間や場所などの制約が多く、気軽にイベント会場に行けないご家族も多かったので、そういった縛りに関係なく「子どもの可愛い写真を残したい」と考えている親御さんの要望に応えられるサービスを模索していたんです。

編集部:そうだったのですね。どのようにして開発を進めて行かれたのでしょうか?

青木:協会の認定講師と協力し、赤ちゃんの表情を素敵に切り取るAI技術の開発に月日を費やしました。こちらは、共同印刷株式会社さんと、一緒に2019年から開発を進め、AIに大量の赤ちゃんの写真を読み込ませながらクオリティアップにつとめました。

編集部:リリース後に、改良を加えることもありましたか?

青木:より多くの方におひるねアートを楽しんでいただけるように、縦のアートにも対応できるよう背景を増やしたり、決済方法にもQR決済を追加したりしながら、利便性の向上にも努めております。

編集部:もともとある写真を使える、CollageSquareだからそこの魅力や便利さも生まれてきそうですね。

青木:そうですね。イベント撮影にも、そこでしか撮れない一枚や思いがけない一枚が撮れる、他の保護者や先生との交流を楽しめるといった魅力もありますが、おうちや手元にある写真でおひるねアートを作成できる、CollageSquareでは、例えば、子どもが赤ちゃんだった頃の写真も使えますし、兄弟での撮影、ペットの写真なども使えるため、本当にいろんなバリエーションを楽しむことができると思います。

昔の写真やペットの写真もおひるねアートに

世界中におひるねアートを広めたい

編集部:最後に、CollageSquareの今後の目標について、教えてください。

青木:海外に向けて、おひるねアートの魅力を広めていきたいですね。特に、韓国や、台湾、中国などでは、日本に近い写真文化があります。そちらに向けて、海外でも通用するサービスを構築していきたいと考えています。

また、家族の思い出として残したいのは、赤ちゃんだけに限らないと思います。お手軽に、ペットのアート作品を残せるサービスも作っていけたらと考えています。

編集部:どれも需要がありそうですね!これまでも、いろいろと伺ってきましたが、最後に、青木さんが考えるおひるねアート魅力についてうかがえますか?

青木:育児って、特に初めてパパやママになる親御さんにとっては、本当に大変なことが多いと思います。そんななかでも、おひるねアートは、非日常や、普段とはちょっと違った、ふれあいの時間を作ってくれます。。疲れたときに見返しても、育児のストレスを軽減してくれたり、「可愛い我が子のために頑張ろう!」と思えたり、力をくれるものなのではないかと考えています。

育児にちょっとした非日常やわくわくを添えてくれる

編集部:ありがとうございます。家族との特別なひとときを演出してくれるツールとして、多くの方がおひるねアートを楽しめるようになるといいですね!本日は、素敵なお話をどうもありがとうございました!

取材を終えて

はじめてパパやママになる人にとっては、特に負担の大きい育児。やりがいはある一方、大変な印象もありますが、お話をうかがって、おひるねアートやそれの楽しみ方の幅を広げるCollageSquareは、育児にちょっとした非日常やスパイスを加えてくれるサービスのような気がしました。素敵な背景と可愛い我が子の写真を見たら、「やっぱり可愛いな」とか「しっかり休みを取ることも大切だな」と、忙しい今を少し引いた客観的な目線から見ることもできそう。年賀状やスマホの待受画面など様々なところに使える点も魅力的ですね。素敵なサービスを、ぜひ試してみてください!

「CollageSquare」 公式ホームページ
https://ohiruneart.collagesquare.jp/

(終わり)

取材・執筆:立岡美佐子(たておか・みさこ)

IT企業から、編集・出版業界に転職。現在は、フリーランスの編集者兼ライターとして旅やグルメ、ソーシャル系など幅広い分野で編集や執筆活動を行っております。
大事にしているのは「価値のある情報を、読者に面白く、わかりやすく伝えること」。
これまで『TRANSIT』『FRaU』『メトロミニッツ』など多数の雑誌制作に携わってきました。
ベビーテックは、「子どもの頃にこんなサービスや商品があれば!」と思うものとの出会いばかりで、毎回刺激をもらっています。趣味は、旅行と料理と合気道。