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考えて伝える力を伸ばす、絵本読み書かせアプリ「KIKASETE(きかせて)」

本サービスのポイント
  • KIKASETEはオリジナル絵本の読み聞かせを通して、子どもの考える力や伝える力を伸ばすアプリ
  • 独自のカリキュラムで子どもの幸せを願う親の「願い」と、親が子育ての中で抱える時間・体力・お金の3つの「不安」をサポートするためのアプリ
  • 今秋から更にバージョンアップ!有名絵画を見て発想力を伸ばすコンテンツが追加された

集中力、読解力、言語力、他者への共感力…。読書体験を通して子どもたちは、社会生活に必要な能力を身に付けていきます。何より物語を通して様々な世界に触れることは、子どもの人生経験をより豊かなものにすることでしょう。その読書の効果を最大限に引き出せるアプリが、今回ご紹介する「KIKASETE(きかせて)」です。

BabyTech® Award Japan 2021学びと遊び部門」で優秀賞を受賞したKIKASETEは、考えて伝える力を伸ばす絵本アプリ。オリジナル絵本を読みながら、関連する質問に答えていくことで、子どもの考える力や自分の気持ちを相手に伝える力を高めていくことができます。今回は、KIKASETEの生みの親である株式会社AvirityInformationの代表取締役・奧野友美さんに、その魅力や開発の経緯、今後の展開についてお話をうかがいました。

(お話を伺ったのは)

株式会社AvirityInformation
代表取締役
奧野友美(おくの・ゆみ)さん

オリジナル絵本と考え抜かれた「問い」で子どもの力を伸ばす

編集部:本日はお忙しいところ、ありがとうございます!まずは、絵本アプリKIKASETEの特徴について教えてください。

奥野:こちらこそ、よろしくお願いします。KIKASETEは「考えて伝える力を伸ばすアプリ」です。オリジナル絵本を読むなかで、内容に関連するクイズや特定のものについて掘り下げる質問、絵本について子どもたちがどう感じたのか、その理由について尋ねる問いが出てきてくる仕組みになっています。

編集部:本を読んで終わりではなく、本の内容をもとに知識を広げ、子ども自身の考える力をつける仕組みがたくさんあるのですね!

奥野:はい。流れとしまして、アプリを開くと絵本が出てくるので、その中から自分が気になるものを選びます。反転学習から着想を得て、予習復習をワンセットとしたカリキュラムとなっており、翌日も同じ絵本が出現するようになっています。読書の後には、絵本の内容に即したクイズや、問いかけなどの独自カリキュラムが展開されます。最後は、親子で、絵本の内容について話ができると、更によい読書体験になると考えています。

4つのステップで、子どもの「考えて伝える力」を伸ばす

編集部:いろいろな種類の質問があるのですね!

奥野:はい、例えば、絵本の文脈を問う「シンク問題」、絵本の内容に即して、子どもの考えを深堀する「スピーチ問題」、知識問題の「クイズ」があります。特に「スピーチ問題」については、どうしてそう思ったかを聞きつつも、子どもの意見を否定しないことを重要視しています。