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「こまやかな配慮」と「高機能」でカップルを支える妊活サポートアプリ「コノトキ」

「こんなことまで無料で可能なの!?」という驚きをもたらす高機能なアプリ

体調を記録する機能についても、iPhone標準アプリの「ヘルスケア」に基礎体温、体重、血圧などの情報を取り込める計測機器であれば、そこから計測データをコノトキに自動転送することができます。アンドロイド標準アプリの「Googleフィット」については、基礎体温は連携できていませんが、体重と血圧は同様に取り込むことができます。そしてコノトキでは各生理周期における基礎体温の変化をグラフ化し、それを前の周期と重ね合わせてみることができます。この機能がコノトキで一番好評な機能かもしれません。

妊活で重要な「体調の記録」も簡単につけられる

編集部:基礎体温のグラフを重ね合わせると、何が分かるのでしょうか?

土屋:前回の生理の開始日から次の生理の開始日までを、一般的に「1周期」と言います。これを「前回の周期」、「前々回の周期」の基礎体温の変化を示すグラフを重ね合わせれば、まず自分の生理周期が安定しているかどうかが分かります。コノトキでは最大6周期分のグラフを重ねてみることができます。

谷本:さらに、この自分なりの基礎体温の変化のグラフを見ながら、たとえば二人目の妊娠を目指しているときには、前回の妊娠できた時のグラフに合わせてタイミングを狙う……と言ったことも可能になります。過去のグラフの動きを見ることで、どのタイミングで体温が上がったか、つまり排卵したかが分かりますから、今回の周期でもタイミングが取りやすくなるわけです。コノトキにはオギノ式による排卵日予測も表示されますから、この基礎体温のグラフと合わせて判断することで、より自分自身にあったタイミングを狙うことができます。

編集部:一般的に排卵日の1〜2日前が最も良いタイミングと言われていますから、たしかに過去と現在のグラフを重ね合わせてみれば分かりやすいですね。「過去のグラフからすると、明日か明後日に体温が上がるぞ。だから今日あたりがタイミングだ……」と判断できそうです。

最大6周期分の基礎体温グラフを重ね合わせて比較できる

谷本:また、不妊治療関連の記録機能についてですが、体調や飲んでいる薬を自由に登録でき、一度登録すると次回からはスタンプのようにワンタップで記録できます。さらに薬などの飲み忘れがないように、アプリが通知する機能もあります。

編集部:不妊治療中は妻がたくさん薬を飲まなければなりませんでしたから、これはありがたい機能ですね……。

谷本:コノトキを使えば、男性側でも「このあたりがタイミングだな……」ということは分かりますが、しっかりとパートナー間でメッセージを送り合い、タイミングを取る約束をすることもできます。自由な文面で送ることもできますが、基本的には言いづらいメッセージをワンタップで伝えられるよう、文言を6パターンに絞っています。たとえばLINEのスタンプのように女性が「待ってるよ」と送ったら、男性側が「帰るよ」と送るだけで約束が成り立つという仕組みにしています。