BTA2023受賞商品発表!

毎日の検温業務を劇的に改善。子どもたちの体温の変化をすばやく検知する「hugsafety スマート検温サービス」

編集部:検温データは何人分管理ができるのでしょうか。

本多:施設単位でのご契約となっているので人数に制限はありません。園児の情報も前回ご紹介した「hugnoteと連動しているので検温結果を連絡帳アプリへ転記することもできます。

編集部:2019年の秋にサービスが開始されて、これまでどのくらいの保育施設で採用されていますか。

本多: 2020年11月末時点で約1,200※の保育施設で導入されています。「スマート体温計」は4,000本ほど使用されています。
※hugsafety午睡見守りサービスとスマート検温サービスの合計

編集部:非接触型の体温計ということも保育施設に受け入れられた要因になっているのでは。

本多:「スマート体温計」は非接触、短時間で計測できるのはもちろんですが、アプリと組み合わせて測定データが記録でき、連絡帳アプリへ連携できることも支持をいただいている大きな要因だと考えています。

3秒でピピっと検温!子どもたちもすんなり応じてくれるように

編集部:導入した保育施設からはどういった感想が寄せられていますか。

本多:非接触なので衛生的、計測するたびに消毒をする手間が必要ないことが助かるといったお声をいただいています。また、脇で測る体温計が約30秒なのに対して「スマート体温計」は3秒で測定できます。10人、20人となると相当時間がかかってしまいますから、かなりの時間が短縮できたと喜びの声を頂戴しました。脇に挟んで、じっとしているのは小さいお子さんにとってはなかなかのストレスなのですが、あっという間に測れてしまうので嫌がらずに応じてくれる子が増えたそうです。

想定以上の問い合わせが舞い込み、コロナ渦の保育の救世主に

編集部:検温のニーズは保育施設のみならず、社会全体で広まりました。

本多:そうですね。コロナウィルスの影響が深刻になりつつあった2020年2月、「hugsafety スマート検温サービス」のクラウド利用料を一定期間無料で提供するキャンペーンを行ったのですが、1か月でおよそ700施設からお問い合わせをいただきまして、想定を上回るお申込みで「スマート体温計」が瞬く間に完売してしまいました。当初はクラウド利用料無料期間のみ利用してみようという施設でも、使っているうちに利便性を実感していただいたようで、継続される施設も多かったですね。

編集部:今後の展望についてお聞かせください。