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【ベビテクDIY】LINEやスマートスピーカーでらくらく家事育児効率化 その2

こんにちは。ricochinと申します。広島在住、Web制作会社ではたらくいわゆるワーキングマザーです。

前回に続いて、私が実際にやっている、スマートスピーカーと無料Webサービスを使って家庭のあれこれを効率化している話をご紹介いたします。

家族構成と自己紹介

夫:子煩悩な営業マンです。
息子:もうすぐ4歳。とてもかわいい。
私: Webの会社で働く、いわゆるワーママです。最近フルタイム復帰しました。
昔(10年以上前…)はPHPを書いたりもしてましたが、離れて久しいです。

 

さて今回は、第2回としてGoogle HomeとIFTTTとLINEの合わせ技で、LINEの送受信を音声で行って家庭内のコミュニケーションを活発化している方法を紹介します。

今回主に使っているもの

スマートスピーカー

Google Home mini (商品Webサイトはこちら)

いつかの半額セールの時に勢いでポチりました。3000円だったかな。

用途も決めずに購入したため、miniにしましたが、Google HomeとGoogle Home miniの主な違いは大きさと音質なので、今回紹介するような内容であればminiで十分です。

以降は便宜上Google Homeと表記します。

 

Webサービス

IFTTT (https://ifttt.com/)

イフトと読みます。Webサービス同士を連携してくれる便利なサービスです。

細かい使い方は別のBlogなどにお任せしますが、thisにトリガーとなるサービスの状態、thatに動かしたいサービスを設定します。

このIFTTTがあれば、Google Homeに独自のコマンドが設定できるのです。すごい!

 

Google Home×LINEで会話する

送信

IFTTTを使って、Google Homeでコマンドを送ると家族のLINEのトークルームに送信するようにしています。

IFTTTの設定はこんな感じ

手が離せないときに夫に連絡するのに便利。

 

受信

送信ができるのなら受信もしたいところ。LINEが来たら読み上げて欲しいですよね。

ですが、IFTTTはLINEに送ることはできてもLINEの受信をトリガーにするということはできないので、ちょっとこっちは大変。

google-home-notifier

Node.jsのライブラリとして配布されているgoogle-home-notifier。これでプログラム経由で自由にGoogle Homeを喋らせることが出来ます。

LINE Messaging API

LINEのメッセージを受け取ったり送ったりできるAPIです。

この2つを組み合わせると、LINEでメッセージを受信してGoogle Homeがしゃべるということは実現するのですが、リアルタイムで受信して処理してって考えると、この2つは24時間待機しておかないといけないのです。

待機させるためには、24時間インターネットにつなげているPCが必要になります。

そこで便利なのがこれ。

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)

すごく簡単に言うと手のひらサイズのパソコンです。付属品込みで10,000円以下で買えます。よくわからない人はOSもプリインストールされているスターターキットみたいなのを買えば簡単です。

私はこんなモデルを買いました。

http://amzn.asia/d/3pH3PNl

 

まとめると、Raspberry Pi上で、LINE messaging APIで家族のLINEグループへの投稿を受信したら、それをトリガーにgoogle-home-notifierというライブラリを使ったプログラムを実行し、Google Homeが読み上げるのです。

はい、むずかしいですね。もう意味わかりませんよね。

こういうの難しい!無理って方はLINE ClovaというLINE製スマートスピーカーなら、LINEが来たら光ったり、リアルタイムじゃないけど「LINE読んで」って言ったら読みあげてくれるようなので、そちらの導入もアリかもしれません。かわいいしRaspberry Piより安いので。
LINE Clova 商品ページ

ただ、Raspberry Piもやってみたら意外と簡単で、非プログラマの私でも半日弱でどうにかなるくらいです。

すでに多くの方が同じことをチャレンジされていて、ソースコードと解説記事を書いてくださってます。

私の拙い説明より、私が参考にしたサイトを見ていただいた方が早いのでそちらをどうぞ。

 

事前設定
https://qiita.com/ktetsuo/items/8c9cd5714e231aa6ae09

しゃべらせるコード
https://www.heart-net.biz/wordpress/ubuntu/google-line/

 

で、実際に使うとこんな感じ。

今からお父さんが帰るよ、とわかるので息子もうれしいようです。

まだ「Google」があんまりうまく言えない息子ですが、いずれは息子がGoogle HomeとLINEを使って外にいる夫や私とコミュニケーションが取れたらいいなと思っています。

もしよかったら真似してみてください!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。