本製品のポイント
- 同社が長年取り組んできた、「介護における見守りシステム」の知見を活用
- 「非接触・コードレス」など、保育現場での使い勝手に徹底したこだわり
- 製品作りの根底にある、「子供たちの命を守りたい」という想い
(お話を伺ったのは)
株式会社バイオシルバー
代表取締役 原田敬三様
営業部主任 黒川普子様
営業部 今井茉希様
写真左から原田様、黒川様、今井様(以下、敬称略)
「子供の安全」と「現場での使い勝手」に徹底してこだわった製品
編集部:本日は大変お忙しいところ、誠にありがとうございます。さっそくですが、「スマイルベイビー」の製品概要について伺えますでしょうか?
今井:まず、こちらが「スマイルベイビー」の「マットとセンサーユニット」になります。そして、こちらが専用の「データ管理サーバー」です。このサーバーをテレビなどのディスプレイに接続することで、画面にデータが表示されます。「マットとセンサーユニット」で検知したデータは、リアルタイムに無線でサーバーに飛んでいます。
編集部:マットとセンサーは電源コードもなく、完全にコードレス化されているのですね。
原田:その通りです。この製品の開発に関わった黒川は元・保育士なのですが、現場を良く知る人間として、「完全なコードレス化」には徹底してこだわりました。またマットについては、お漏らしなどで汚れた時に拭き取れるよう、素材も吟味しています。
黒川:お昼寝している子供たちの足元にコード類があると、指に巻きついて血流が止まったり、足を引っかけて転倒するなど、非常に危険です。本製品の試作機には電源コードがあったので、その点を指摘しました。