BTA2023受賞商品発表!

ファーストアセント、慶應義塾大学との共同研究「慶應デジタル小児医学プロジェクト」を開始

ファーストアセントの育児記録アプリ「パパっと育児」のビッグデータを利用し、慶應義塾大学医学部小児科と慶應デジタル小児医学プロジェクト(KDiP)を開始します。

— 下記はプレスリリースからの内容です —

株式会社ファーストアセント(所在地:東京都中央区、代表取締役:服部伴之、以下「ファーストアセント」)が提供する育児記録アプリ「パパっと育児」で取得したデータを活用し、慶應義塾大学医学部小児科と子どもの成長や生活習慣に関する総合的な研究である慶應デジタル小児医学プロジェクト(KDiP)を開始します。現代日本の子どもたちのリアルワールドデータを解析することで、子どもの典型的な状態や個性の幅を見える化します。さらには「睡眠と発達」「夜泣きと親のストレス」「性別と泣き方」などこれまで検証が難しかったテーマに取り組みます。子どもへの科学的理解を深化させ、根拠にもとづく「よりよい育児」のあり方を探求します。

現代の日本社会は核家族化が進み、両親の共働き世帯も増え、働き方やライフスタイルが多様化してきました。子どもたちの生活にも、子どもたちを育てる養育者たちの生活習慣が影響を与えます。子どもたちの成長や発達を促す上で、適切な習慣や環境が重要と考えられますが、子どもたちの生活習慣に関する統計的データがないため、経験にもとづいた養育指導が行われています。 

本研究ではこれまで80万人以上の子どもたちの育児に活用されてきた育児記録アプリ「パパっと育児」を運営するファーストアセントと、小児科13領域のスペシャリストを擁する慶應義塾大学医学部小児科が研究チームを結成しました。慶應デジタル小児医学プロジェクト(KDiP)と名づけられたこの共同研究プロジェクトでは、日本の子どもたちのデータを様々な専門性の観点から分析すると同時に、それぞれの発見をまとめあげることで子どもをひとりの人間として総合的に理解することを目指します。 従来の小児医学研究では成長であれば成長に、栄養であれば栄養に集中した解析が行われてきました。KDiPでは成長と発達という子どもの長期的な健康を反映されるデータと、栄養、食事、睡眠、排泄、泣き方といった毎日の生活記録をつきあわせて解析できるため「睡眠と発達」「夜泣きと親のストレス」「性別と泣き方」など、これまで検証が難しかったテーマに挑戦することが可能です。ベビーテックのフロントランナー企業であるファーストアセントと小児医療のスペシャリスト集団である慶應義塾大学医学部小児科がタッグを組んだKDiPは、子どもの科学的理解を深化させ、根拠にもとづく「よりよい育児」のあり方を探求してゆきます。