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こども施設向けICTシステム「コドモン」カメラ型午睡見守りシステム「ベビモニ」とシステム連携を開始

編集部より
ベビーテックアワードジャパン2019の保育ICT部門で優秀賞を受賞されているコドモンさんのシステム「CoDMON」が、ベビーテックアワードジャパン2020の安全対策と見守り部門優秀賞の「ベビモニ(EMC Healthcare株式会社)」と連携開始。リリースにもありますが、これまでの提携も合わせると、午睡見守りを実現するシステムとしてウェアラブルの「cocolin(株式会社キムラタン)」、マット型の「hugsafety(株式会社hugmo)」、カメラ型の「ベビモニ」の3種類から選べるようになり、施設の環境や抱えている課題に寄り添った選択ができるようになりました。さっそくニュースリリースを見ていきましょう。

— 下記はプレスリリースからの内容です —

コドモン × ベビモニ メインビジュアル

 

保育園・幼稚園・学童・スクール・小学校など、こども施設で働く先生の毎日をサポートするICTシステム「CoDMON(以下コドモン)」を提供する株式会社コドモン(本社:東京都港区、代表取締役:小池義則)は、午睡センサーの連携サービスとして、新たにカメラ型午睡見守りシステム「ベビモニ」を提供するEMC Healthcare株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役: 伊達仁人)と2021年5月末よりシステム連携することをお知らせします。ベビモニで自動的に取得された午睡チェック結果がコドモンで管理できるようになり、さらなる保育士の事務負担軽減を可能にします。今回カメラ型のベビモニとの新たな連携によって、コドモンご利用施設は目的や環境に合わせて、マット型「hugsafety(株式会社hugmo)」、ウェアラブル型「cocolin(株式会社キムラタン)」、カメラ型「ベビモニ」の中から最適な形式の午睡センサーを選べるようになります。

子どもがお昼寝をする午睡時は、うつ伏せ寝による窒息など重⼤事故が発⽣しやすい時間です。緊張感を持ちながら仕事に取り組む保育士の精神・業務負担を減らすために、天井に設置したカメラから室内の映像を分析することで⼦どもの体勢を把握できるベビモニと連携し、コドモンにおいても姿勢などの午睡データが一元管理でき、自動で記録が残ります。ベビモニは非接触型で毎日の機器管理や準備・片付けの手間がなく、人数の変動にも柔軟に対応可能。コドモンにおける午睡チェックの選択肢が増えることで、各施設の運営状況に合わせ日常業務がより最適化され、保育の質向上により時間を割くことが可能になります。

コドモン&ベビモニの自動連携を実際に使った園からのコメント

  • ベビモニの午睡データがコドモンに自動で記録されることで業務軽減となるため、非常に使いやすくなった。
  • 午睡チェックとして記録用紙で残す手間が省けるので、ペーパーレス化できる事がとても助かります。さらに、コドモン側のクラウドでデータが管理されるという安心感がある。

コドモンコネクトについて

コドモンは一日も早い社会課題の解決を目的とした、IoTメーカーやサービスベンダー、自治体、教育機関等がコドモン上でサービス提供を行うためのAPI連携機構「コドモンコネクト」を2019年1月にリリースし、産学官連携を視野にコドモンのオープンプラットフォーム化を進めています。今後も各社・各機関と協力の上、事業者の課題やニーズに丁寧に寄り添ったサービス展開を加速します。「ベビモニ」との連携は第9弾になります。

「ベビモニ」概要

「ベビモニ」は、カメラと分析A.I.によって、乳幼児のうつ伏せ寝といった危険な姿勢を検知する午睡チェックシステムです。保育園の室内に天井カメラを設置することで、一台で複数人を同時に乳幼児の姿勢を検知し、うつ伏せ時にはアラートを出すことで保育士に危険を伝えます。見守りと同時に午睡チェック記録も自動で残すことで、5分ごとに必要な保育士による記録作業をサポートし、業務負担と精神的負担の軽減を実現します。「BabyTech® Award Japan 2020 powered by DNP 大日本印刷」安全対策と見守り部門優秀賞も選ばれるなど、センシングとAI解析の組み合わせで園児の安全を確保しつつ現場の負担を軽減できる点やコロナ禍における非接触のメリットなどが評価されています。

サービスHP:https://www.babymoni.jp/
EMC Healthcare株式会社
◆所在地:東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル1F
◆代表者:代表取締役 伊達仁人
◆企業HP:https://www.emcjpn.com/

株式会社コドモン 会社概要

◆所在地:東京都港区三田3丁目13−13 三田43MTビル 3F
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆事業内容:保育業務支援システムの開発・提供。2021年4月時点で、全国約8,000施設、保育士約14万人が利用。全国119の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位(2021年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)
ご参考:令和2年4月1日 特定地域型保育事業を含む全国保育所数は37,652園
◆サービスHP: https://www.codmon.com/

こども施設向けICTシステム「CoDMON」概要

コドモンは、保育園や幼稚園で働く先生と保護者に対して、こどもたちと向き合うゆとりを持っていただくための各種支援ツールを提供するSaaS※1です。
園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や、保護者とのコミュニケーション支援機能など、先生の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりの支援をしています。また同時にベビーセンサーなどのIoTデバイスとAPI連携するなど、園内のICT/IoT環境を統合管理できるソリューションを提供しています。保護者アプリでは施設との連絡機能のほか、こどもの成長管理や写真アルバム、保育料の支払い機能といったサービスを展開しています。
※1 SaaSとは、ネットワークを通じて顧客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供する仕組みのこと