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育児をサポートするベビーテックの可能性に眞鍋かをりさんも興味津々!保育博2019会場レポート(後編)

保育現場を中心に活躍されているまあせんせいこと菊地政隆さん

「BabyTech Award Japan」では審査員も務めた菊地政隆さん(まあせんせい)

学校法人 菊地学園理事長でありながら、静岡第一テレビで歌のお兄さんとしても活躍するまあせんせいこと、菊地政隆さん。「どの製品、サービスも甲乙つけがたく、エントリーシートからも各社の熱意がひしひしと感じられました」と審査員を務めた「BabyTech Award Japan」を振り返っていました。また、ご自身のお仕事での経験から、「ICTが進化したことで現場の離職率も下がりました。テクノロジーを取り入れることは今までのやり方を否定することではなく、効率化や使いやすさをプラスすることだと思います」とお話くださいました。

 

“遊び”と“学び”のプラットホーム「HoiClue(ほいくる)」が保育士たちから圧倒的な支持を得るワケ

日々新しいチャレンジに奮闘する雨宮みなみさん

こども法人キッズカラー 代表取締役CEOで保育士の雨宮みなみさんが登壇し、「保育士の2人に1人が利用するHoiClueの運営から見る、保育の現場」をテーマにセミナーが開催されました。複数の保育園で6年間子どもたちと接してきた雨宮さんが職場での経験を通して、9年前に立ち上げたWebサイトが「HoiClue」です。理想の保育の在り方、就職や離職についてのアンケートを実施するなど、保育士を対象としたさまざまな取り組みを紹介。「単にアイデアを提供するだけでなく、子どもたちや保育士の視点に立ち、探求できる場所(サイト)であり続けたい」とこれからの意気込みを語っていました。

 

「くまのがっこう」の作者 あいはらひろゆき先生が子どもたちに伝えていきたい「絵本のちから」

「絵本はもっとも幸せに満ちたメディア」と語る、あいはら先生に現役保育士のみなさんが質問をぶつけました

人気絵本「くまのがっこう」の作者 あいはらひろゆき先生のトークショーでは「くまのがっこう」の制作秘話や大切にしていること、あいはら先生が考えるいい絵本の条件などを紹介しました。トークショー後半では現役保育士4名が運営するインスタグラム「teacherys」へ寄せられた絵本や読み聞かせにまつわる質問にあいはら先生が回答。保育士のみなさんとあいはら先生の微笑ましい掛け合いが客席の笑いを誘っていました。

第2回保育博は2020年6月を予定しています

<取材を終えて>

大盛況のうちに幕を閉じた第1回保育博と「BabyTech Award Japan 2019」。授乳と食事から、学びと遊び、安全対策、妊娠、健康管理、施設管理までさまざまな製品やサービスが一堂に介す光景に改めて市場の可能性を感じるとともに、ますますベビーテックの認知度向上が不可欠だと実感しました。「ベビーテックはまだまだ伸びしろがありそうですね」と、眞鍋かをりさんがコメントしたように第2回保育博ではベビーテックがどれだけ認知され、子どもたち、ママやパパ、保育者すべての人たちの子育て、生活に幸せをもたらす製品やサービスが披露されるのか、今から期待が膨らみます。