BTA2024受賞商品発表

【BabyTech Award Japan 2019】FUNFAM

「BabyTech Award Japan 2019」にノミネートされたサービス・商品を紹介します。
授乳と食事部門より、FUNFAMです。

サービス名

FUNFAM TOKYO〜「東京発・世界初」データを活用して実現する未来の医食同源~

企業・団体名

FUNFAM株式会社

応募部門

授乳と食事

概要

個別識別番号付き食器、です。
ユーザーは食器に付されている個別識別番号をモバイル端末で読み込み、レシピや動画を閲覧することができます。


最終的には日々の食事内容をログとして記録。収集されたデータをもとに、パーソナライズされた最善のレシピを日々提案する。収集されたデータを共有することで、食物アレルギーの乳幼児を持つ親や保育士などのの不安を解消するとともに、アレルギー疾患の問題解決の一助になっていきます。

開発の経緯、取り上げた課題について

2人に1人が何らかのアレルギーを患っていると言われる現在、我が国が総力を挙げ取り組む重点分野の一つ。

とりわけ深刻なのは重症化する食物アレルギーの乳幼児が増加している点であり、命にかかわるケースも少なくない。基本的には日々の食事療法に頼るのだが、熟練した小児アレルギーの専門医ですら、食生活から食物アレルギーの因果関係を見つけ、アレルギー物質を特定することは困難。

その理由は日々の食事を記録するもの(食物日記)が煩雑なことにある。家庭での負担はもちろんのこと、多くの子どもを預かる保育園などの児童福祉施設及び幼稚園などの教育施設では、その工数は膨大になり、人材不足の現場での負担は極めて大きい。

識別コードを付した食器はこれを食物日記として容易にログ化することを可能にし、小児アレルギーの専門医が子どものアレルギー物質の特定を行い治療に役立てる際に極めて有益です。

Webサイト

https://www.funfam.jp

BabyTech編集長のコメント

食べることが苦痛なお子さんのために 「食べることが楽しくなりますように」という想いからスタートし、IoTの力を借りて、子供の食事データをログ化し、何がアレルギーの原因になったかを特定できるようになるはずという大きなビジョンを掲げています。

2019年7月7日リリース予定のFUNFAMに、皆様ご期待下さい!!