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AIAIグループ、AIを用いた幼児の発達分析機能に関する特許を活用した取り組みを開始

- Below is the content from the press release--

 認可保育所AIAI NURSERY、児童発達支援AIAI PLUSを東京都23区、千葉県、神奈川県、大阪市内で展開しているAIAIグループ株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:貞松成、証券コード:6557)では、保育、療育、教育を一体的に提供する「AIAI三育圏」を基本戦略とした事業展開を一層強化するため、児童発達支援及び保育所等訪問支援サービスにおいて、AIを用いて幼児の発達を可視化する技術を活用した取り組みを開始することといたしましたのでお知らせいたします。

 本技術は保育園に通う園児の発達状況を分析し、特定の園児がどのくらい集団活動から遠ざかっているかを可視化するものであり、これを活用して当社グループが掲げるAIAI三育圏における「保育」と「療育」のシナジーのさらなる強化に取り組みます。

 「AIAI三育圏」とは、AIAI NURSERYが提供する「保育」、AIAI PLUSが提供する「療育」、株式会社CHaiLDが提供する「教育」の3つの事業のシナジー効果を最大化させる取り組みです。保育、療育、教育のそれぞれの事業が互いに補完し合い、より多様な子どもとその保護者へのサポートを実現するとともに、グループの生産性の最大化を実現します。

1.背景

 保育園は集団活動を通して子どもたちが成長する場でもあります。児童発達支援AIAI PLUSを運営する当社グループの役割は、受給者証を持つ発達障害児に療育を提供し、療育を受けた子どもが保育園において集団活動に取り組めるように支援することです。しかし、保育業界においては子どもたちの発達が可視化される仕組みはなく、療育の提供によってどのくらい改善されたのかを確認する方法がありませんでした。クラス担任の保育者や保護者は、不確かな情報のもとで療育サービスを継続している状態でした。

 そこで、保育園で保育者が定期的に記録している子どもの発達記録を分析し、療育を受けた子どもの発達とそのほかの子どもたちの発達の乖離度を発達分析表に示すことで可視化し、子どもたちの発達状況を関係者が確認できる技術を活用し、これまで不確かであった療育にエビデンスを付加することで、利用者様がより安心して療育サービスを受けることができる基盤を整備いたしました。当社グループはエビデンスのある療育を提供できる療育支援事業者を目指してまいります。