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【ベビテクDIY】LINEやスマートスピーカーでらくらく家事育児効率化

こんにちは。ricochinと申します。広島在住、Web制作会社ではたらくいわゆるワーキングマザーです。

こちらでもたくさん紹介しているとおり、近頃ベビーテックとしていろんな便利なツールが誕生していますが、ベビーテックとして世に出してないものでも、ちょっとした工夫やアイデアで家事育児に使えるツールやサービスがたくさんあります。

今回は、私が実際にやっている、スマートスピーカーと無料Webサービスを使って家庭のあれこれを効率化している話をご紹介いたします。これを読んだ方が、「うちでもできそう!」と思ってもらえたら、とてもうれしいです。

家族構成と自己紹介

夫:子煩悩な営業マンです。
息子:もうすぐ4歳。とてもかわいい。
私: Web製作会社ではたらく、ワーキングマザーです。最近フルタイム復帰しました。
昔(10年以上前…)はPHPを書いたりもしてましたが、今は作ることからすっかり離れています。

そんな我が家のテクノロジー活用例を紹介します。

その1 – スマートスピーカーで効率化

我が家のスマートスピーカー

Google Home mini (商品Webサイトはこちら)

いつかの半額セールの時に勢いでポチりました。3000円だったかな。

用途も決めずに購入したため、miniにしましたが、Google HomeとGoogle Home miniの主な違いは大きさと音質なので、今回紹介するような内容であればminiで十分です。

以降は便宜上Google Homeと表記します。

 

スマートスピーカーって何がいいの?

スマートスピーカーは、特定の呼び方で声をかけて(Google Homeの場合 OK,Google)、そのまま音声でいろいろなことができます。天気を聞いたり、ラジオをきいたり、ニュースを聞いたり。交通情報も教えてくれます。10分経ったら教えてくれたり、その名の通り賢いスピーカーです。

でもそれ、スマートフォンでできますよね。

これから紹介することも、どれもスマートフォンがあればできます。

でもスマートフォンって、いざそれをしようと画面をみたら通知が来ていたり、いろんなことが出来るだけに目的外のことに時間を取られがちで、そうこうしているうちに「おかあさーん」。

…育児ってそういう感じですよね。

そんな育児の現場では、両手がふさがっていても手が汚れていても声ひとつで使え、機能がシンプルなスマートスピーカーが力を発揮します。

そんな便利なスピーカーの活用方法を2つ。

 

1.魔法の呪文で歯磨きタイム

Google Homeは曲名を指定して呼びかけると音楽をかけてくれます。

歯ブラシをもってきて、「はみがきじょうずかな」をかけると息子はとても素直に歯磨きします。

もちろん個人差はありますが、スマートスピーカーがあれば手軽に音楽をかけられるので、行動のトリガーにできるのはいいと思います。

2.買い物メモの共有

Google Homeはショッピングリストという機能があります。

Google Homeアプリで、ショッピングリストをつくり、家族で共有すると、買わなきゃいけないものやタスクが可視化できます。

事前準備として、Google Homeアプリ内で共有するリストを作って共有し、共有する人みんなの「メイン」に設定します。メインにしないと音声で追加することが出来ません。

ここまでできたら、あとはスピーカーに話しかけるだけ。

これで共有用のリストに追加されます。

買わなければいけないことに気づいたら音声コマンドでサッと追加しておいて、気づいたときに買うようにしています。これが案外便利で、料理してて醤油が少ないとか、掃除してたら洗剤が…というときにすぐに追加できるので、「買おうと思ってたのに~~」が減りました。

その2 – Googleカレンダーの予定をLINEに通知

保育園の予定や家族の予定は、私がGoogleカレンダーに登録して管理しています。

私はそれで把握しているのですが、家庭の運営という視点で考えれば、共有が大事です。

もちろんGoogleカレンダーを使ってくれればそれでいいのですが、夫はGoogleカレンダーをあまり使う習慣がないので、予定を見るということがなかなかできませんでした。口頭で伝えたり、紙のカレンダーに書いたりしてますが、もっと効率化したい!

そこで、LINEなら使ってくれるので、何とかGoogleカレンダーの予定をLINEに通知したいと考えました。

ここで使えるサービスがIFTTTです。

IFTTT(https://ifttt.com/)

イフトと読みます。Webサービス同士を連携してくれる便利なサービスです。とにかくいろんなサービスと連携しているので、連携サービスを眺めているだけでも楽しいです。

細かい使い方は別のBlogなどにお任せしますが、thisにトリガーとなるサービスの状態、thatに動かしたいサービスを設定します。

 

保育園・家族の予定をLINEでリマインド

リマインドのタイミングは前日にしたいところ。

じゃあこうすればよいのでは?と思いますよね。少なくとも私はそう思いました。

実はIFTTTでGoogleカレンダーをトリガーにする場合、予定の60分前からしか設定できません。残念。

なのでこうします。

Googleカレンダーのアプリで、予定の追加を行うときに「1日前にメール」通知を追加

 

その通知メールはGmail上で受信時に自動的に「Googleカレンダー」ラベルがつくようにします。

Gmailのアプリで行う場合はこんな感じ。

ここまでできたら、準備完了。いよいよIFTTTでLINEに飛ばしてやります。

IFTTTの設定はこんな感じ

ちなみにLINEとIFTTTを連携させるには、

IFTTT上でLINEに設定しているメールアドレスとパスワードを入力して進むとLINEの友達に「LINE Notify」が登録されます。このLINE Notifyを通知させたいトークルームに設定します。我が家では夫と私とLINE Notifyの3人のトークルームを用意して、そこに通知を送っています。

そうするとGoogleカレンダーで設定した通知のタイミングでこんな感じでLINEにも届きます。

さらに保育園で制服や体操服で登園する日、プールの日など登園準備に関わるものは、特定のキーワードを含む予定として当日の朝にも通知するようにしています。

 

朝、家を出る前にLINEさえチェックすれば忘れないという仕組みです。こっちは簡単。

トリガー側にGoogleカレンダーの家族用のカレンダーを選択して、予定の名前(一部でも可)を入れ、何分前に通知するか選び、送るトークルームを選び、送るメッセージを入れます。

息子が通っている保育園では、月初に全体朝礼という園長先生のお話を聞く日があり、その日は制服で登園する必要があるためこのような内容にしています。

登園より早めにこの予定をセットしているので、大体朝起きて準備している頃に通知が来ます。

今回はここまで!

 

実はGoogle Homeって、IFTTTと連携すると超絶パワーアップするんですよ。

次回はその辺を使ってGoogle HomeとIFTTTとLINEの合わせ技で家庭内のコミュニケーションを活発化している方法を紹介します。お楽しみに。

家事育児も仕事も、自分しか知らないことを極力減らす情報共有はとても大事です。共有ができていれば引継ぎもシームレスにできると私は考えています。

言った聞いてないで不満をためないためにも、どうしたら共有できるか、お互いが不便なく情報にアクセスできるのか。それを考えることで各家庭に合った効率化が見つかるのではないかと思います。

何か1つでも真似してみたいと思っていただければうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。