BTA2023受賞商品発表!

横須賀市で自治体初、2月1日(月)より「あずかるこちゃん」での病児・病後児保育予約システム運用がスタート

産官学連携で病児保育事業ICT化の効果検証を実施


Connected Industries株式会社(東京都中央区、代表取締役:園田正樹)が、横須賀市(横須賀市役所 こども育成部 幼保児童施設課)、東京大学大学院医学系研究科 公衆衛生学教室と連携してBabyTech® Award Japan 2020 powered by DNP 大日本印刷大賞受賞の病児保育支援システム「あずかるこちゃん」の運用による病児保育のICT化の推進と効果検証を行うと発表しました。

横須賀市は病児保育の利用率と利便性向上を目的に「あずかるこちゃん」を全国で初めて自治体として導入し、2021年2月1日(月)より横須賀市立うわまち病院 病児・病後児保育センターで運用を開始します。また、本件病児保育事業のICT化による効果検証を東京大学大学院医学系研究科 公衆衛生学教室が実施、産官学連携で子育て世代の課題解決に臨みます。

病児保育を、手のひらに。病児保育支援システム「あずかるこちゃん」

「あずかるこちゃん」は保護者と病児保育施設をつなぐ、病児保育の検索・予約サービスです。保護者はいつでも簡単にLINEやWebから病児保育施設を検索、予約が可能。施設のスタッフにとっても、煩雑な事務作業から解放され、保育に集中できるというメリットがあります。導入自治体では、地域にあるすべての病児保育の情報を一元管理できるようになります。

「あずかるこちゃん」Webサイト

子育て世代に住みよい横須賀市へ

待機児童問題が解決に向かう中、子育て世代が最も困ることは「子どもの急病時に仕事を調整しなければならないこと」です。神奈川県は5歳未満人口における病児保育施設数が全国的にも低く(※)、横須賀市も同様の傾向にあります。子育て世代にとって魅力ある街づくりを進めるため、保護者の利便性を考え、横須賀市立うわまち病院 病児・病後児保育センターに「あずかるこちゃん」を導入しました。
また、東京大学大学院医学系研究科 公衆衛生学教室の協力のもと、適切な評価を行うことで、病児保育を中心とした汎用性のある子育て支援の仕組み作りを目指します。

※ 園田正樹「市区町村の委託/補助による病児保育施設と企業主導型病児保育施設の都道府県分布」『病児保育研究第11号』 P.94~P.101(2020)

病児保育の利用率の現状/利用の不便さ

「あずかるこちゃん」の地図上には2種類のピンが表示されています。契約施設では空き状況が一目でわかるカラーピン、非契約施設はグレーのピン。カラーピンは、施設の空き状況が「◯」「△」「×」でリアルタイムに表示されます。また、カラーピン(契約施設)をクリックすると、そのまま予約を行えます。