ファーストアセントが育児記録アプリを大幅にアップデート。新機能第一弾としてお子様の症状から緊急性をチェックする「オンライン緊急度チェック」機能を実装

ベビーテックアワードジャパン2019健康管理部門で大賞を受賞の株式会社ファーストアセント（所在地：東京都中央区、代表取締役：服部伴之、以下「ファーストアセント」）が提供する育児記録アプリ「パパっと育児＠赤ちゃん手帳（以下、「パパっと育児」）」。同アプリが大幅な機能強化にあわせ、デザインのリニューアルを行いました。機能強化の目玉として、お子様の症状の緊急性をチェックする「オンライン緊急度チェック」機能を実装しました。今後、さらなる新機能の追加を予定しているとのことです。
※iOSのアップデートを行い、Androidに関しては後日対応予定です。
【AppStoreサイト】
https://itunes.apple.com/jp/app/papatto-yu-er-chichan-shou/id695577844?mt=8

≪アプリ≫

機能実装の背景

ファーストアセントはパパっと育児で収集した育児ビッグデータを用いて研究開発を実施しています。現在、研究結果に基づいた新サービスの提供を計画しているそうで、その前段階として、より良いユーザ体験を提供するためのデザインリニューアルを行ったとのこと。
このリニューアルに合わせて、コロナ禍でかかりつけ医に対しても気軽に受診しにくい状況がある事に注目し、パパっと育児を使って子供の症状から病院にかかる目安を導き出すオンライン緊急度チェック機能を実装に至ったそうです。

「オンライン緊急度チェック」機能

お子さんの体調変化や症状に関して、医療監修された質問内容にチャット形式で回答していくことで、病院の受診目安や緊急度を導き出します。緊急度が高い場合には各地域の休日夜間診療窓口を検索できるようにもなっています。

この機能はパパっと育児アプリの「相談」より利用できます。また本機能の追加にあわせて位置情報をもとに最寄りの自治体の「子育て相談窓口」を検索する機能も追加されています。

≪オンライン緊急度チェック機能≫

■三井俊賢先生のコメント（医療監修）

三井俊賢先生
医療法人社団　育心会　理事長
日本小児科学会認定小児科専門医　小児科指導医　医学博士

”子どもの体調が気になる場合に、受診すべきか悩まれることも多いかと思います。スマホで気軽に受診すべきかを相談できるツールは、Withコロナ時代だからこそ、より必要となってくると思います。この『オンライン緊急度チェック』で、親御さんの　日々感じている悩みに少しでも応えられることができましたら幸いです。”
育心会ホームページ：https://www.med-ikushinkai.jp/

■鳴海先生のコメント（医療監修）

鳴海覚志先生
日本小児科学会認定小児科専門医　医学博士

”コロナウイルス感染症の流行以来、小児科を受診する患者さんの数が全国的に減少しています。予防接種や乳児健診を含めて、過剰な受診控えが起きることを小児科医として心配しています。そんな中、子育て中に遭遇する子どもの体調変化について、受診の目安を表示してくれる『オンライン緊急度チェック』は「緊急性・必要性が高い場合は受診する、緊急性・必要性が低い場合には受診しない」といった具合で小児科受診の判断をスマートに行う上での助けになると思います。”

パパっと育児＠赤ちゃん手帳のアップデートされた主な機能

・育児記録機能が大幅に増加
授乳、ミルク、オムツ替え、睡眠などよく使う機能に加えて、育児記録アイコンを追加し、全30種類に。これまで全画面に育児記録アイコンが配置されていたものを、片手での操作を行いやすいように画面の下部に配置。同時に育児記録のタイムラインの表示領域が拡大されました。育児記録アイコンの選択欄は上下にスワイプすることで表示数を増やせ、以前と同様の使い勝手もできます。記録画面の上部には、その日の「母乳、ミルク」「おしっこ」「うんち」「睡眠」の育児記録の状況を反映し、お子様の状況把握をしやすくしたとのこと。

・泣き声分析機能
ファーストアセント独自の泣き声診断アルゴリズムによって、赤ちゃんの泣き声から感情を分析。
人気の高い本機能を常に目立つ位置に配置。

・まとめ機能を見やすく表示
日ごとの進捗状況や週ごとの育児記録を、グラフなどによって可視化。
睡眠記録やミルクに関して、生活リズムを把握しやすく改善。

・成長記録機能
メニューの「成長」をタップすると、記録した育児記録から「成長曲線」・「予防接種」・「はじめて」・「日記・写真」など子どもの成長を振り返ることが可能に。

・リアルタイムデータ共有機能
ママ・パパ間で育児の記録をリアルタイムで共有。
QRコードを用いた設定方法を追加し、より連携しやすく改善。