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TCI、園バス置き去り防止装置「SOS-0006」に「遠隔通知機能オプション」を提供開始

— 下記はプレスリリースからの内容です —

株式会社TCIはNTTコミュニケーションズ株式会社と連携し、TCIの置き去り防止装置「SOS-0006」に株式会社NTTドコモとNTTコミュニケーションズ株式会社が連携して提供する「かんたん位置情報サービス」の技術を取り入れ、お子様が置き去りにあった場合に、遠隔地からでも検知が可能なシステムの提供を開始しました。

株式会社TCI(以下:TCI)は、TCIが提供する送迎バス置き去り防止システム「SOS-0006」と、株式会社NTTドコモとNTTコミュニケーションズ株式会社が連携して提供する「かんたん位置情報サービス」を活用し、2023年11月1日より全国の幼稚園保育園教育機関や高齢者施設に向けた置き去り遠隔検知サービスを提供開始します。
本サービスにより、置き去り防止システムを導入した園様にて、外部スピーカーが発報した場合にメールで検知が可能になることで、駐車場が園から離れた位置にある事業所においても、こどもたちの置き去りを検知することが可能になります。
今後株式会社TCIは、全国の教育機関への導入を進め、2024年までに300校へのサービス提供を目指します。

背景

昨年、静岡県で送迎バスでの園児置き去り事件が発生したことを受け、2023年4月より、通園バスへの置き去り防止システムの設置が義務づけられました。
車内確認を習慣化し促す装置として、置き去り防止システムは効果的なシステムとなります。

TCIでは2022年11月に置き去り防止装置「SOS-0006」を販売し、2023年2月に、こども家庭庁の「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリストについて」に掲載され、認定番号(A-007)を取得した装置となります。
ガイドラインの定める基準をクリアしている製品であるため、品質も保障されていますが、置き去り防止装置を設置しただけでは確実に置き去り防止を実現できるわけではありません。
置き去り防止装置は人間による確認と併せて初めて効果を発揮する補助装置となります。ですが、ヒューマンエラーによる見逃しのリスクも考慮しなければなりません。
そんな中で置き去り検知をより強固なものにしていくために、「かんたん位置情報サービス」と連動することで、置き去り防止を実現していくという背景があります。

概要および主な機能

TCIの園バス置き去り防止装置「SOS-0006」は、後方確認を促す「降車時確認式」と呼ばれるタイプの置き去り防止装置となります。
エンジン停止後、一定時間以内に後方の赤ボタンを押下しなければ、外部スピーカーが発報するシステムとなります。また、お子様が取り残しにあった場合、SOSボタンを押すと、同様に外部スピーカー発報し、外部に助けを求めることができます。
ここに「かんたん位置情報サービス」を連動することで、外部スピーカーが発報すると指定の端末にメールを送信することで、確認漏れのリスクを減らし、二重チェックが可能になります。