BTA2024受賞商品発表!二次審査進行中

BabyTech® Awards 2023、採点評価基準委員会を開催し2023年度の採点の方向性を確認

BabyTech® Awards 2023(以下BTA2023)準備会 は、採点評価基準委員会(座長:BTA審査委員長 永田哲也)を開催、2023年5月中旬より募集開始予定の BabyTech® Awards 2023での採点の方向性、採点基準の検討を行いました。以下はその内容の開示となります。

ベビーテックアワード2023の採点について

  • 一次審査は、応募者から提出された書類をもとに審査を行う
  • 二次審査は、審査委員が各基準について5点満点(合計25点満点)で評価点をつけ、その合計数で順位を決定する
  • 各審査基準に優先順位はない
  • 応募者による申告をもとに審査を行い、審査中に疑問点や詳細情報を応募者に確認する場合がある

採点評価基準委員会の検討内容

応募順序は評価に影響を与えないか?

一次審査の書類に関しては随時確認している為、基本的に点数には影響しない。二次審査に関しては、とりまとめてから評価者(審査委員)に開示する為、基本的に応募順は影響しないと考える。

部門ごとの応募総数に上限はあるか?

現状は想定していない。想定していないが、あまりにも応募が多い場合応募順が影響する可能性は否めない。(順次許諾してしまう為)

数値評価は絶対評価なのか相対評価なのか?

一覧表や評価順が商品名50音順になっており、事実上相対評価だと考えてよい。部門毎に区別された相対評価による数値を付ける形と理解している。

現在、採点会の評価順はカテゴリごとに50音順だが、先入観を与えないか?

現状の応募数に鑑み、50音順での評価順でもバイアスの影響が少ないと考えている。今後の応募数によって、評価順や応募商品一覧の掲載順等の審査内部資料の取り扱いを検討する。

部門によって応募数が少ない場合、低品質の物でも評価点1位は大賞となるのか?

受賞に際しては到達すべき基準点を設けており、基準を超えた得点が無かった部門は「賞に該当する商品なし」となる場合がある。これは2019年の初回開催より一貫してそのように対応している。

評価項目とその基準について

  • 課題提起、解決方法
    • 課題提起(着眼点)について論拠が明確か、抽出粒度は妥当か
    • 育児環境に対しての問題意識、関心、思いをしっかり持っているか
    • 解決策は課題をきちんとカバーできる想定となっているか
  • 新規・独創性、実用性
    • 同様の商品と比較し、独自の取り組みがあるか、その取り組みで優位性が生まれているか
      • 優位性とは、機能、使いやすさ、価格等のアドバンテージを指す
    • オンリーワンのアピールポイントが正しい優位性につながっているか
  • 機能性、使いやすさ
    • 対象のユーザーが使いやすいように工夫されているか、操作の確実性が担保されているか
    • デバイスの場合は設置しやすいか、少ないステップで利用できるか(ボタンを押す回数が少ない など)
    • コミュニティサービスの場合はだれでも参加しやすい仕組みになっているか
    • 再度の応募は前回応募時と比較し機能性、使いやすさが洗練されているか
  • 安全性、健康への配慮(2023年新設)
    • デバイス、玩具などのフィジカル製品の場合、本体および付属品が育児現場で想定される事故等損害に配慮されているか
    • 保護者、子ども、家族等個人情報、生活成長にかかわるデータを扱う場合、利用目的を明示し目的に即したデータ収集と活用をしているか
    • データ類の保管、処理は安全に行われることが想定されているか(プロトタイプの応募があり得ることを想定しこの表記とする)
  • 将来性、継続性
    • 短期的視野だけではなく、長期の利用を想定しているか
    • 併存する新規領域へのアプローチを想定しているなど、将来的発展を期待できるか
    • 再度の応募は前回応募時と比較し新たな気づき、想定があるか。ピボットの場合は妥当か

以上