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kids plusとGAUSS、送迎バス園児置き去り防止AIカメラ「GAUDiEYE」を湘南幼児学園に導入・実証検証開始

— 下記はプレスリリースからの内容です —

保育園向け業務システムを開発・運営する株式会社kids plus(本社:東京都港区、代表取締役:橋本 真太郎、以下「KIDS PLUS」)と、エッジAIカメラ×IoTプラットフォーム「GAUDiEYE(ガウディアイ)」を提供する株式会社GAUSS(本社:東京都新宿区、代表取締役:宇都宮 綱紀、以下「GAUSS」)は、昨今ニュースとなっている、送迎バス車内の置き去りによる園児が熱中症で死亡するという悲惨な事件を受けて、ヒューマンエラーを最新テクノロジーで補完し再発防止を目指し、両社は共同で湘南幼児学園(神奈川県茅ヶ崎市)で実証実験を開始しました。
全国に約1万施設ある幼稚園の送迎バス全台に設置し、上記のような悲惨な事件が二度と発生しないよう、社会課題の解決を目指します。

■本文
【導入背景】
送迎バス車内の置き去りによる園児が熱中症で死亡するという悲惨な事件が毎年のように繰り返し発生しており、政府や地方自治体は、運営マニュアル義務化などの指導をしていますが、人間の注意には限界がありヒューマンエラーが発生するため、抜本的な解決には至っていません。ましてや、園児にボタンを押させる…と園児を頼りとした方法では安全対策とはなりません。
そこで、保育園・幼稚園の業務システムに強みを持つKIDS PLUSと、AIカメラに強みを持つGAUSSは、最新テクノロジーを活用してヒューマンエラーを防いでいく必要がある考え、AIカメラ「GAUDiEYE」を送迎バスに設置して、園児の置去り防止を目指します。置去り防止システムを検討している幼稚園運営者、行政の皆様へ随時ご説明、お見積いたしますので、先ずはお気軽にお問合せください。 sales@ml.gauss-ai.jp

【導入Step】
Step1.設置:①AIカメラ、②モバイルWi-Fi、③モバイルバッテリーを車内に設置します。
      カメラは軽量(約150g)のため、磁石あるいは強力両面テープで固定できます。
Step2.検知:検知感度の調整や検知エリア(カメラ映像のうち検知対象座標)を設定します。
      動体検知で抽出した動画に対し、AI検知で人物のみを絞込かつ感度調整できます。
Step3.通知:通知先メールアドレスと通知時間(運行終了から2~3時間程度)を設定します。
      オプションで、代表電話へ自動音声通知、職員室へ警告灯も選択できます。

【GAUDiEYEの特徴】
①運転手が取残しを目視チェック、園児がボタン押す…など、人頼みの運用の課題に対して、AIカメラは、自動で園児の置き去りを検知・管理者へ通知できます。
②車内カメラだと常に目視で確認が必要、動体検知や人感センサーだと通知が過剰となる課題に対して、AIカメラは、動体検知と人物検知を組み合わせ、園児の置き去り発生時のみバス内の映像(動画)を通知できます。

【GAUDiEYEとは】
2022年4月に正式販売を開始したGAUDiEYEは、独自AIが簡単に搭載でき、高精度のAI・メンテナンス性の高いIoT管理システム(GAUDiHUB)がありながら、AIカメラを低価格で提供するという製品が幅広い支持を集め、年内予測含む出荷台数が500台に達しています。製造・建設・介護など現場の安心・安全に貢献し、万が一の労災の予防・発生時の記録が残るAI機能搭載カメラです。

【GAUDiEYEの機能】
①画像認識による物体検知・アラート通知(メール、プッシュ通知、パトライト等)
→危険な時に作業員へリアルタイムに警告でき労災を防止でき、人物侵入有無などの単一条件以外に、複数カメラの状態(機器稼働中の人物侵入有無など)の通知条件を設定できます。

②現場に最適化されたエリア指定
→管理画面からカメラ映像を取得し現場に最適なAI学習、危険エリア設定をお客様自身でできます。

③映像データの保存・取出、現場映像を教師データとしてAIモデルを最適化
→保存先(ローカル/クラウド)や保存期間を選択でき、管理画面からAIカメラ設置後の映像データを取出し、現場映像を教師データとしてお客様ご自身で教師データ(アノテーション)およびAI学習することで、設置した現場に最適化されたAIモデルを作成できます。

④遠隔からでもAIモデル/IoT機器の管理や複数現場監視が可能
→複数エリアにAIカメラを導入すると煩雑になるAIモデルや機器の管理を、遠隔から管理画面で一元管理することができ、また複数台カメラ映像を一覧ビュー表示や遠隔からカメラデータ取得することができます。

⑤貴社のサービス・システム連携・ローコード開発が可能
→管理画面から通知方法の選択や画像認識AI検知と独自条件をローコードで開発することで、貴社製品の付加価値向上、新規サービス立上げ、生産設備の制御ができます。

<検知通知の設定画面*複数選択可>

<ローコード開発画面> *現在はGAUSS社員のみが利用できる機能だが今後リリース予定

【解決できる課題】

危険エリアの立入禁止 / 安全装備(安全帯、ヘルメット、保護メガネ等)の利用状況の検知 /クレーンの旋回範囲の立入の検知/混雑検知 / 交通量カウント / ふらつき・転倒の検知etc.
→様々な現場の安心・安全に貢献

<混雑検知(人数カウント)・オンラインモードの導入例>

<危険エリア人物侵入検知・オフラインモードの導入例>