- 「ぴよログ」は赤ちゃんの授乳・排泄など、さまざまな情報を記録・共有できるアプリ
- スマホでの片手入力、さらには音声入力も可能など、育児中の使い勝手が抜群
- 2020年4月時点で100万ダウンロードを超え、多くのパパ・ママに愛用されている
無料で利用できる育児記録アプリ「ぴよログ」は、パートナーが出先で直接関われない状況でも子どもの情報を共有できる点や、片手だけで記録でき、手が離せない場合は声だけでも入力できる点などが評価され、「BabyTech® Award Japan 2020健康管理部門」で大賞を受賞しました。そこで今回、BabyTech.jp編集部は「ぴよログ」を開発した株式会社ぴよログで広報・マーケティングを行っている西澤直之さん(以下、敬称略)に取材を行い、同製品の概要や開発の経緯、今後の展開について伺いました。
育児記録アプリへのさまざまな要望にきめ細かく対応したアプリ
編集部:本日はお忙しいところ、大変ありがとうございます。さっそくですが、「ぴよログ」の概要と特徴について伺えますか?
西澤:「ぴよログ」は授乳や睡眠、排泄などの記録を簡単に入力できる育児記録アプリです。記録できる項目は多岐にわたり、先ほどの項目のほかにも身長、体重、離乳食、予防接種など、赤ちゃんの日々の様子を必要に応じて記録していくことができます。最大の特徴は、夫婦や家族間で育児記録を共有できる点です。最近は情報を共有できる育児アプリも増えてきましたが、ぴよログを開発した2016年〜2017年頃は、まだほとんどありませんでした。
赤ちゃんの食事量や睡眠時間を夫婦で情報共有できる
そして現在最もアピールできる点は、音声入力が可能ということです。SiriやGoogleアシスタント、Amazon Alexaなどを使えば、スマホを触らなくても声をかけるだけで入力できます。
編集部:他社の育児記録アプリもいろいろと取材させていただきましたが、音声入力が可能なのは本当に珍しいですね。
西澤:私や開発を担当した弊社代表の榊原の実体験ですが、おむつを替えたり、授乳をしているタイミングは両手がふさがっていて、なかなかスマホに触れません。そのあとすぐ他の用事ができてしまうと、結局スマホに育児記録を入力し忘れることもよくありました。音声入力であれば、両手がふさがっている最中でもリアルタイムに記録をつけることができます。そういう点で非常に便利なものと考えています。