BTA2024 まもなく募集開始

授賞式とアツいプレゼン、安田美沙子さん登壇のトークショー。BTAJ2020イベントレポート

11月26日(木)、27日(金)の2日間にわたり、新宿NSビル イベントホールにて「保育博2020 保育・教育ビジネス&サービスフェア」(保育博2020)が開催され、「BabyTech® Award Japan 2020 powered by DNP 大日本印刷」(BTAJ2020)の授賞式、受賞商品展示、トークイベントが開催されました。今回で2回目の開催となるイベントの様子を保育博のレポート(別記事)とともにお送りします。

子育てを支えるプロダクト、サービスが続々!BTAJ2020大賞授賞式

初日には保育博2020のメインコンテンツのひとつでもあるBTAJ2020の大賞授賞式が執り行われました。BTAJ2020は優れた国産ベビーテック商品やサービスを表彰するコンテストとして「授乳と食事」、「学びと遊び」、「安全対策と見守り」、「妊活と妊娠」、「健康管理」、「保育ICT」の計6部門に分類して審査。一次、二次審査を通過し、大賞に選出された商品、サービスはどれも子どもたちの健やかな成長や子育ての負担軽減などに真正面から向き合った優れものばかり。壇上に立った大賞受賞者のみなさんの晴れやかな表情が印象的でした。


授乳と食事部門は最長1週間の献立自動作成アプリ ミーニューが受賞。子育てをしながらの食事作りの苦労を開発に反映したという株式会社ミーニュー代表取締役の三宅伸之さん。

 


学びと遊び部門大賞にはGROOVE X 株式会社のLOVOT(らぼっと)が選出。代表取締役の林要さんは「テクノロジーの力で人々の幸せに貢献できる時代をつくっていきたい」とコメント。

 


安全対策と見守り部門は昨年に引き続き、hugsafety 午睡見守りサービスが大賞を受賞。「全社一丸となって保育士の方や小さなお子さんを持つ皆さんに安心を届けていきたい」と抱負を語る株式会社hugmo代表取締役社長の湯浅重数さん。

 


妊活と妊娠部門の大賞に輝いたLINEを活用した妊活コンシェルジュサービス「ファミワン」。株式会社ファミワン代表取締役の石川勇介さんは「正解のない妊活、妊娠に対してひとりでも多くの方に寄り添い続けていきたい」とコメント。

 


健康管理部門は、ぴよログが受賞。「面倒な育児の記録をいかに簡単につけられるか、気を配っている」とこだわりについて語る株式会社ぴよログ代表取締役社長の榊原洋平さん。

 


保育ICT部門で大賞に輝いたCI Inc.(シーアイ・インク)の園田正樹さん。「『あずかるこちゃん』が子育て世代にとってのセーフティーネットでもある病児保育施設と利用者をつなぐ架け橋になりたいです」

 

授賞式の後、大賞受賞者の皆さんによるプレゼンテーションピッチが行われました。

いずれのサービスも子供の成長や家族との生活、妊活から育児と働き方に至るまで社会課題に対してかける想いを熱く語っていただきました。

プレゼンテーションの様子は下記YouTubeでのライブ配信アーカイブをご覧ください!

BTAJ2020にエントリーした商品、サービスについては順次取材を行い、当サイト内で詳細をお伝えする予定です。ご期待ください!

 

「子どもやママだけでなく、保育士さんにもやさしい技術が満載のベビーテックに驚き!」子育てに奮闘するタレント・安田美沙子さんが登壇

主催者セミナーのひとつ「育児・保育のあったらいいなを実現するベビーテック」をテーマに催されたトークショーではタレントの安田美沙子さんが登壇。BTAJ2020のイメージカラーを意識した衣装に身を包んだ安田さんが壇上に現れると、たちまち会場の雰囲気が華やかに。BabyTech® Award Japan 2020 powered by DNP 大日本印刷(BTAJ2020)のゲスト審査員も務めた安田さんは「子どもたちや妊活中の方、妊娠中のママだけでなく、保育従事者のためのサービスまで数多くあることが知れて、とても勉強になりました」と審査を振り返りました。普段から利用しているアプリもあったそうで、ベビーテックをより身近に感じられる機会になったそうです。


3歳ともうすぐ1歳になる2人の男の子のママでもある安田美沙子さん。BTAJ2020で保育ICT部門大賞の「あずかるこちゃん」に興味津々。「両親が遠方に住んでいて頼れないですし、たとえ仲のいいママ友であっても体調を崩した子どもの世話はなかなか頼みづらいので『あずかるこちゃん』は安心につながりますね」

出産後に体調を崩してしまった経験から産後のママの身体をケアしてくれるベビーテックの開発に期待を寄せる一方で、子どもたちの世話だけでなく、相談相手にもなってくれる保育従事者に対して惜しみない感謝の言葉を述べました。また、増え続ける上のお子さんの工作類はインスタグラムに専用のアカウントを作って画像として残すなど、デジタルを活用した保管テクニックを日々実践中。「自分自身も楽しみつつ、毎日子どもたちに刺激を与えてあげたい。子育ては大変だけど日常の小さな変化を楽しんでいきたいですね」と子育てに追われる日々を愛おしそうに語っていました。

次回は保育博の様子をお伝えします!