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若きエンジニアが考える新時代のベビーカー!ピジョン 学生アイデアコンテスト2019「ベビーカソン」開催

総合育児用品メーカー ピジョン株式会社(本社:東京、社長:山下茂)が主催する「ピジョン 学生アイデアコンテスト2019『ベビーカソン』」が3月20日、神田明神ホール(東京都千代田区)にて行われました。「ベビーカソン」とは「ベビーカー」と「ハッカソン」を組み合わせた造語で、同コンテストは「赤ちゃんやママとその家族の毎日をもっと快適に楽しくするIoTを活用したベビーカー」をテーマに大学生を対象にアイデアを競い合うコンテスト。首都圏の5大学(お茶の水女子大学、湘南工科大学、千葉工業大学、東京工業大学、日本大学)が参加し、約1か月かけて考案したアイデアを会場で披露しました。

ゲスト審査員には二児の母でもあるタレントの藤本美貴さん、IoTNEWS代表の小泉耕二さんが招かれ、ママとIoT専門家、それぞれの視点で学生たちのプレゼンテーションに熱心に耳を傾けていました。

IoTによるイノベーション、クリエイティビティ、ママや赤ちゃんへの貢献度などの項目を採点し、審査を行った結果、東京工業大学が最優秀賞を獲得しました。好きな場所で好きな車種を借りて返せる「ベビーカーシェアリングサービス」のアイデアを提案。さらにベビーカーに搭載されたセンサーから赤ちゃんの乗り心地と使い心地を測定し、得られたデータをもとに、初めて訪れた場所でも安心できる「おさんぽマップ」のアイデアも考案しました。そのアイデアの独創性はもとより、学生同士の掛け合いやデモンストレーションを交えたプレゼンテーションも審査員から高い評価を得ました。

社長賞には、赤ちゃんの表情や視線から関心の対象や心地よいベビーカーの揺れを認識し、データを収集することでお散歩コースを推薦してくれる機能を考案した、お茶の水女子大学が選ばれました。

表彰式では「子育てをしていてもなかなか考えつかないアイデアばかりでした。第2回もぜひ開催してほしいですね」(藤本さん)

「最先端の技術に偏ることなく、どの大学もママ目線、赤ちゃん目線に寄り添っていたところが、すばらしかったです」(小泉さん)とそれぞれコメント。次回の開催に期待を寄せつつ、将来を担う若きエンジニアたちにエールを送りました。

最優秀賞に輝いた東京工業大学には賞金30万円を贈呈。

 

どの大学も素敵な子育ての未来を予感させるアイデアを披露。