— 下記はプレスリリースからの内容です —
テクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐 泰之、以下「ユニファ」)は、2022年7月11日より「スマート保育園・幼稚園・こども園」応援プロジェクト(以下、「応援プロジェクト」)を開始しました。それに伴い、ユニファが提供する総合ICTサービス「ルクミー」を活用しながら、子どもを一番に考え地域に根差した「選ばれる園創り」に向けて、ルクミーと共に取り組んでいただける保育施設を新たに募集します。
1.「スマート保育園・幼稚園・こども園」構想およびモデル園活動について
女性の就業率の向上とそれに伴う共働き世帯の増加により、1-2歳児の保育所などの利用率が50%を超えるなど※1、保育施設は働きながら子育てをする人達の社会インフラとして重要な役割を担っています。一方、全国の保育士の有効求人倍率は約3倍と、全職種平均(約1.3倍)の2倍以上※2となるなど、依然として保育士不足は深刻な社会課題のひとつです。また、保育士資格を有しながら保育士として働いてない“潜在保育士”は約100万人も存在し、保育士有資格者全体の約60%を占めており、長時間労働や業務負荷の大きさが主因とされています※3。
こうした課題に対するソリューションとして、「スマート保育園・幼稚園・こども園」構想を推進しており、保育現場が抱える各課題に対してAIやIoTなどの最新テクノロジーを活用したサービスを導入し、事務作業などの煩雑な業務負担の軽減を図ります。保育者の「心」と「時間」にゆとりをもたらし、子どもを中心とした保育者同士や保護者との対話を増やし、保育の質の向上を目指します。
ユニファでは、2020年より「スマート保育園・幼稚園・こども園」のモデル園活動を開始し、現在は全国で12ヶ所の保育施設と連携し、保育の質の向上の実証に取り組んでいます。
2.「スマート保育園・幼稚園・こども園」応援プロジェクトについて
■ 募集背景
ユニファでは、子どもを一番近くで見守る保育者がやりがいを持ち、安心して働ける労働環境の整備と改善が必要であり、「スマート保育園・幼稚園・こども園」構想こそが、本課題のソリューションにつながると考えています。
実際に、「スマート保育園・幼稚園・こども園」のモデル園の一例として、日々の手書き業務から、「ルクミー」を使用しICT化したことで、導入前後で1ヶ月あたり約65%の業務時間の低減につながる成果を実現した保育施設もあります※4。
また、子ども達にとって保育の現場はどうあるべきかを考え、煩雑な手書きの事務作業をまとめてICT化し、保育に集中する時間や環境を創出。新たに生まれた心のゆとりによって、さらに子ども達との深い関係性を構築できた例もあるなど※5、ICTの活用は保育の質の向上にも寄与し得ることが分かってきました。
今後、「スマート保育園・幼稚園・こども園」構想を全国にさらに広めることで、保育士不足という社会課題の解決を目指し、子どもと保育者の想いが反映された「選ばれる園創り」に貢献したいと考え、この度応援プロジェクトの募集を開始しました。
※1:出典「保育所等関連状況取りまとめ」(厚生労働省 2021年3月)
※2:出典「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」(厚生労働省 2020年11月)
※3:出典「保育の現場・職業の魅力向上に関する報告書」(厚生労働省 2020年9月)
※4:自社調べ(2020年10月)
※5:「ルクミー」サイト、モデル園の活用事例
■ 募集要項
▼ 応募条件
- ユニファが掲げる「スマート保育園・幼稚園・こども園」にご賛同いただけること
- 保育施設における課題のヒアリング、可視化、効果測定等にご協力いただけること
- 課題解決のために「ルクミー」シリーズの導入※1や研修※2を活用いただけること
※1:2023年4月までに、ルクミー基本パッケージ(クラスボード、おたより、連絡帳、フォト、ドキュメンテーション、園児メモリー)の うち、フォトとフォト以外の1つ以上の機能およびオプション機能(午睡チェック、体温計、登降園管理、請求管理、帳票管理、シフト管理、バス管理)の1つ以上の機能の計3つ以上の機能をご利用予定、または既にご利用いただいていること。
※2:2022年9月14日に開催するオンラインイベント「なりたい姿ワークショップ」に施設長、副園長、主任など、園管理者の方にご参加いただけること。
▼ 参加メリット
応援プロジェクト参加施設様とは、園としてなりたい姿やビジョンを明確化し、目指すビジョンに向けて現状の課題を可視化し、解決すべき各課題に対するソリューションを共に考えていきます。ルクミー導入によって得られる成果の可視化を起点に、最終的に地域に根差した「選ばれる園創り」を支援していきます。子どもを中心として、保育者や保護者と共に保育の見える化や対話を促進することにより、保育の質の向上に寄与していきます。
▼ 応募特典
- 書籍「保育施設の未来地図 選ばれる園創りとスマート保育園・幼稚園・こども園構想」をプレゼント
本書は、Amazonの売れ筋ランキング「保育園・幼稚園教育」「保育学」「保育士採用試験」部門などで1位を獲得しました※。汐見 稔幸先生(東京大学名誉教授・白梅学園大学名誉学長)はじめ、多くの著名な先生方が描く未来に向けて、ユニファがどのような形で保育現場を支援していきたいと考えているか、モデル園と共にどのように実現に向けての歩みを進めているかを、事例と共に詳しく紹介しています。※2022年2月時点(https://amzn.to/3yI3cYP)定価1,628円(税込) - 過去開催において受講者満足度100%の有料研修※、ルクミー みらい保育スクール「往還型ドキュメンテーション活用」コースをプレゼント
ルクミードキュメンテーションをご利用、またはご利用予定の場合に限り、当コースに無料でご参加いただけます。※当該研修受講者に対する満足度アンケート調査結果:51件の回答中「非常に満足」、「満足」と回答された方の合計(2022年3月ユニファ実施)(https://lookmee.jp/mirasuku/)通常価格:1名20,000円、2名30,000円(税込)
▼ その他詳細
応募方法などの詳細につきましては、以下ご確認ください。
(https://lookmee.jp/smarthoiku/ouen/)
3. ユニファ株式会社について
ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、IoTやAIを活用した保育支援サービス「ルクミー」を開発・提供しています。現在56か所以上の自治体に導入されている他、導入件数は累計で約13,000件です(※2021年11月末時点)。「スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®」※の展開を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。「スマート保育園」は2021 年グッドデザイン・ベスト100 および特別賞であるグッドフォーカス賞〈新ビジネスデザイン〉を受賞した他、「ルクミー」は社会にとって有益なクラウドサービスに贈られる「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021」の社会業界特化系 ASP・SaaS 部門において先進技術賞を受賞しています。また、「ユニファ」は J-Startup に選出されました。
※スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®はユニファの登録商標です。
■ 会社概要
会社名: ユニファ株式会社
代表取締役CEO: 土岐 泰之
設立: 2013年
所在地: 東京都千代田区富士見1-8-19 住友不動産千代田富士見ビル2階
事業概要: 保育支援サービス「ルクミー®」シリーズの企画、開発、販売、運営。
「スマート保育園・スマート幼稚園・スマートこども園」の展開、推進。
企業URL: https://unifa-e.com/
ユニファさんが、同社が提唱する「スマート幼保こども園」の応援プロジェクトを開始しました。同社の保育ICTサービス「ルクミー」を活用しながら、選ばれる園づくりに向けてともに取り組む保育施設を募集しています。
それでは、詳細をプレスリリースから見ていきましょう。