「かわいいね!」を引き出し治療の共感と受容につなげる。治療の心理的抵抗を軽減する取り組みを展開
— 下記はプレスリリースからの内容です —
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株式会社Berry(本社:東京都台東区、代表取締役:中野裕士、以下当社)が開発・製造する赤ちゃんの“頭のゆがみ”を改善するヘルメット「ベビーバンド」に、テレビ東京系列で放送中の大人気乳幼児向け番組『シナぷしゅ』(毎週月~金曜あさ7:30)の人気キャラクターをデザインとして導入しました。2025年2月14日より提供を開始いたします。
周囲の視線に対する心理的抵抗を減らしたい
昨今、赤ちゃんの“頭のゆがみ”を改善するヘルメット治療への関心が高まる一方で、その認知度はまだ十分とは言えません。ヘルメット治療は、医療機関で病的なゆがみ(頭蓋骨縫合早期癒合症など)が否定され、頭のゆがみが中等度以上と診断された方が対象になります。治療開始時期は生後2〜6ヶ月で、1日23時間の装着が求められます。
しかし、周囲の視線や装着による心理的な抵抗感から、外出時に装着を控える親御さんも少なくありません。
「かわいいね!」が生まれるヘルメットで治療体験を楽しく
ヘルメット治療の効果が期待されるためには、十分な装着時間の確保が欠かせません。そこで今回提供するヘルメットは『シナぷしゅ』の親しみやすいキャラクターをデザインに取り入れ、ヘルメット治療に楽しく取り組める環境を提供することを狙いとしています。キャラクターデザインで周囲の「かわいいね!」というポジティブな反応を引き出すことで、ヘルメット治療を受けるご家族の心理的抵抗感を少しでも軽減し、治療に前向きになれる環境を促進します。
育児中のご家族に支持される『シナぷしゅ』
テレビ東京系列で放送中の『シナぷしゅ』は、0~2歳までの赤ちゃんをターゲットにした民放初の赤ちゃん向け番組です。2025年4月に放送5周年を迎える『シナぷしゅ』は、育児中のご家族を中心に大きな支持を集めています。2021年にはアパレルブランドGUとの共同開発によるベビー服が話題に。現在も、育児用品やおもちゃ・絵本など様々な企業とのコラボレーションを展開中です。
2023年5月には映画「シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド」を公開し、今春には映画第2作目「シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY」を公開予定。さらに現在、「ぷしゅソングフェス 全国ツアー」を実施中です。
『シナぷしゅ』と「ベビーバンド」共通のビジョン
シナぷしゅは、赤ちゃんの脳の発達に適切な刺激を与え、赤ちゃんの世界を「ぷしゅっ」と広げることを目指しています。また、赤ちゃんを育てるご家族の肩の力を「ぷしゅ~」と抜き、育児の楽しさや豊かさを提供することを大切にしています。
ベビーバンドは、赤ちゃんの成長力を活かして頭のゆがみを矯正し、赤ちゃんの健やかな成長をサポートすることを使命としています。
『シナぷしゅ』と「ベビーバンド」には「赤ちゃんに寄り添い、成長と可能性を支える」という共通するビジョンがあります。赤ちゃんの成長を適切に楽しくサポートします。
代表取締役中野裕士のコメント
『シナぷしゅ』キャラクターデザイン導入の背景には、ヘルメット治療の社会的な受容性を高め、治療を必要とされるお子様とご家族の負担を軽減したいという思いがあります。治療中に周囲の視線を気にする声が多いことを知り、この心理的な抵抗感を少しでも和らげたいと考えたことが開発のきっかけです。また、私自身も『シナぷしゅ』の大ファンで、楽曲やメインキャラクター「ぷしゅぷしゅ」には、育児中本当に助けられました。この取り組みが「治療への共感と理解」「早期発見と予防の促進」「医療ケアの質向上」につながることを期待しています。
- 治療への共感と受容:キャラクターデザインでヘルメット治療の認知を高め、より多くの家族が治療に向きに取り組める社会をめざす
- 早期発見と予防の促進:頭の形に関する正しい知識が普及し、育児の現場で早期発見や予防的ケアが実践される社会をめざす
- 医療全体の質向上:治療機会を広げ、赤ちゃんの健やかな成長を支え、医療全体の質向上に寄与する
今後も、より多くのご家族が安心して治療に取り組める未来を実現するため、新たな取り組みを展開していきます。すべての人が必要な時に必要な医療を受けられる社会を目指し、頭の形に関する正しい知識の普及に加え、最先端の技術を活かした製品開発と品質向上に取り組んでまいります。
『シナぷしゅ』について
テレビ東京系列6局ネットで毎週月~金曜あさ7:30から放送中の、民放初の乳幼児向け番組です。番組名の由来となっている「シナプス」は、脳の神経細胞と神経細胞の間にあるつなぎ目のこと。脳の神経細胞は、成長にしたがって「増える」のではなく、シナプスによって「つながる」ことで発達すると言われています。
適切な刺激でシナプスをどんどん増やし、脳の発達につながる、そして赤ちゃんの世界が「ぷしゅっ」と広がり、赤ちゃんを育てるすべての人の肩の力が「ぷしゅ~」と抜ける、それが「シナぷしゅ」です。また、YouTube公式チャンネル「シナぷしゅch」ではオンエアのアーカイブ配信を含むさまざまなコンテンツの無料配信も行っています。
公式ページ:https://www.tv-tokyo.co.jp/synapusyu/
「ベビーバンド」について
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2022年7月から提供を開始したベビーバンドは、順調に導入医療機関を増やし、現在では全国30都道府県、130施設以上の医療機関で採用されています。
赤ちゃんの頭の形への関心が高まる一方で、相談や治療を行う医療機関数は全国的にまだ十分とは言えません。そこで、ベビーバンドは赤ちゃんとご家族の負担を軽減するために開発された日本製の頭蓋形状矯正ヘルメットです。月齢の低い時期に2~6ヶ月間装着する治療において、効率的で的確な矯正が可能となるよう、高度なテクノロジーと人間工学を活用しています。
さらに、新生児科、小児科、脳神経外科の医師の助言を受けながら改良を続け、「誰もが負担なく治療を受けられる」ことを目指しています。
販売名:ベビーバンド3
一般的名称:頭蓋形状矯正ヘルメット
医療機器承認番号:30500BZX00071000
製品サイト(医療従事者向け):https://www.babyband.jp/
株式会社Berryについて
株式会社Berryは、「あらゆる人が必要な時に必要な医療が受けられる社会の実現」を目指している医療機器ベンチャーです。わたしたちは、住む場所や環境によらず、あらゆる人に最適な治療が提供されるべきだと信じています。3Dプリント技術と3Dデータ解析技術を組み合わせてこれまでの医療を大きく進化させ、目指す世界を実現します。
設立:2021年7月
所在地:東京都台東区元浅草3丁目7−1 住友不動産上野御徒町ビル7階
代表取締役:中野 裕士
事業内容:医療機器の製造販売 / ソフトウェアの設計開発
コーポレートサイト:https://www.berryinc.co.jp/
薬事情報ナビ:https://yakuji-navi.com/