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JR東日本グループ子育て支援事業「HAPPY CHILD PROJECT」に新たな展開

— 下記はプレスリリースからの内容です —

〇JR東日本グループはグループ経営ビジョン「変革2027」で掲げる「ヒトを起点とした新たな価値・サービスの創造」を目指し、幅広いグループの経営資源を活用した子育て支援事業「HAPPY CHILD PROJECT」に取り組んでいます。

〇これまで、少子化の背景の一つを踏まえた取り組みとして、仕事と子育ての両立を支援するための「駅型保育園を中心とした子育て支援施設の開設」をし、2027年までに累計175箇所の開設を目指しています。今後は、「より多様な子育て支援施設・サービスの拡充」へとフェーズを上げ、お出かけの不安や負担の軽減、親と子どもの両方の時間価値向上に向けた取り組みなどを推進していきます。

〇JR東日本グループは、今後もさらなる子育ての課題に取り組み、親も子どももみんなが楽しいと思える「心豊かな」子育てライフスタイルの実現を目指します。

1.「HAPPY CHILD PROJECT」が目指すもの

 JR東日本グループは、モビリティ・生活ソリューションの各ビジネスの強みを活かして、子育てのさまざまな不安・負担の解消に貢献し、社内外との共創・協業により子どもと子育てのより良い未来に挑戦します。

 公的支援の制度を活用して地域に根差した支援をさらに推進し、今後は、ベビー・子供用品や教育コンテンツ、保育事業などの子ども関連産業を展開する他企業との共創や協業をこれまで以上に強化していきます。

2.仕事と子育ての両立支援のため多様な子育て支援施設の整備

(1)駅型学童の展開

 学童のニーズが高まるなか、充実した学習プログラムや送迎・食事サービスなど共働き世帯のサポート機能を備えた民間学童を8箇所開設(新川崎・阿佐ケ谷・八王子・武蔵浦和・越谷レイクタウン・赤羽・北朝霞)してきました。

 今後も共働き世帯や待機児童数の多いエリアを中心に開設を推進します。

(2)多様性・専門性のある子育て支援施設の展開

▲「プログラボ」授業の様子

 障害がある子どもたちの発達支援を行う「TASUCの療育」(事業者:TASUC株式会社)との連携により、2023年4月の八王子教室の開設に続き、2024年春以降にも都内での開設を予定しています。

 また、株式会社JR中央線コミュニティデザインによる子ども向けロボットプログラミング教室「プログラボ」によるSTEAM教育※1などを展開します。

 ※1 STEAM(スティーム)教育とは、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・アート(Art)・数学(Mathematics)の5つの領域を横断的に学ぶ教育です。

(3)育成型「エキナカこども食堂」の展開

▲オンライン英会話プログラム

 食育をはじめ、地方における教育機会の課題に取り組み、地域コミュニティづくりを推進するため「エキナカこども食堂」(事業者:藤和那須リゾート株式会社)を2023年3月に那須塩原駅に開業しました。地産地消の食を提供するほか、離れていても同じ空間を共有できるオンライン英会話や食の大切さ、学習する喜びを醸成する機会を提供し、異なる世代や地域の交流を促進するコミュニティ拠点を目指します。

 今後も駅を中心に複数の拠点で展開していきます。また、教育サポートについて英会話だけでなくアートや音楽など育成の幅を広げ、子どもの成長サポートを目指します。

(4)駅型保育園の魅力を発信。日本生命保険相互会社「NISSAYペンギンプロジェクト※2」と連携

 日本生命とJR東日本が、保育園の素晴らしさを考える・伝える企画を共同で実施します。

 「ワンオペ育児」と呼ばれる家事育児の負担や保護者の孤独感が社会課題となっている中、「みんなで子育て」をするための大切な仕組みである保育園と保育の仕事の理解浸透を図るとともに、保育サービスなどを活用して「周囲に頼る風土の醸成」を行います。