~デジタルを活用した伴走型相談支援で子どもを産み育てやすいまちへ~
— 下記はプレスリリースからの内容です —
福岡県春日市(以下、春日市)と母子モ株式会社(以下、母子モ)は、母子モが運営する自治体の子育て関連事業のデジタル化支援サービス『母子モ 子育てDX※1』による伴走型相談支援サービスを2023年3月15日から提供を開始し、妊娠期から出産、子育て期の妊産婦の負担をデジタル化により軽減する取り組みを進めています。
今回、母子手帳アプリ『母子モ※2』からの「妊娠届出」と「出産応援交付金」の申請利用率を調査した結果、2023年4月から6月の3カ月で100%の利用率であることが分かりました。
※1 『母子モ 子育てDX』:自治体の子育て関連事業のオンライン化を支援するサービス https://www.mchh.jp/boshimo-kosodatedx
※2 『母子モ』:母子健康手帳の記録から地域の情報までを携帯で簡単にサポートする母子手帳アプリ https://www.mchh.jp
1. デジタルの力で伴走型相談支援サービスを推進し、子育て世帯を応援するまちへ
春日市は、「寄り添い 分かち合い 子どもすくすく みんなにこにこ ~子どもの輝き 子育ての喜びがあふれるまち かすが~」を基本理念とし、地域全体で子育て世帯を支え、子育てを通して子どもと親が共に成長できるまちづくりを進めています。
『母子モ 子育てDX』による伴走型相談支援サービスの第一弾として2023年3月15日より母子手帳アプリ『母子モ』から「妊娠届出」の申請を開始。その後も6月までの間に「出産応援金申請」や「妊娠中期アンケート」、「赤ちゃん訪問事前アンケート」、「子育て応援支援金申請」のほか「母子手帳交付時の来庁予約」などをアプリから申請可能とするなど、子育てに関わる様々な手続きをデジタル化し、子育て世帯の利便性向上を積極的に推進しています。
2. 妊産婦の育児に関わる負担や不安をアプリの活用により解消
今回、2023年4月から6月の春日市における「妊娠届出」と「出産応援交付金」の申請方法について調査した結果、100%が『母子モ』から申請をしており、多くの妊産婦に活用されていることが分かりました。
高い支持率を得た理由は、届出書や申請書、各種アンケートを自宅など落ち着いた場所で好きな時間にアプリから入力・申請できることで、来庁当日の待ち時間が減り妊産婦の負担軽減につながっていることや、市役所側も事前提出による確認ができるため、しっかりとした準備や体制を整え、より適切で丁寧な支援が可能なことなどが挙げられます。また、届出情報や入金情報をアプリからデータとして受け取れることで、手入力の負担を軽減しミスの防止にもつながり、作業時間の削減に貢献しています。
今後もアプリを通じて伴走型相談支援サービスをより便利に使いやすく整え、一人ひとりに合った切れ目のない支援を行い、子育て世帯の負担や不安を解消することで、安心して子育てができるまちづくりを推進します。
3. 妊娠届出と出産応援金のアプリ申請の実績と成果
【2023年4月~6月期間のアプリ申請の実績値】
・春日市の妊娠届出と出産応援金の申請総数:180件
・『母子モ』からの「妊娠届出」と「出産応援金」申請数:180件
・『母子モ』からの「妊娠届出」と「出産応援金」申請率:100%
4.母子モ株式会社について
・代表者:代表取締役 宮本 大樹
・所在地:東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー35階
・事業内容:ヘルスケアに関するコンテンツ配信事業