BTA2024受賞商品発表

BTA2022アカチャンホンポ賞受賞の「あすいく」を運営するgrow&partners、JR東日本スタートアッププログラムの採択企業に決定

— 下記はプレスリリースからの内容です —

駅や鉄道、地方のネットワークを活用し、どこにもなかったワクワクする保育プログラムを創出。「誰でもどこでも、安心して子どもを預けられる社会」を目指します

株式会社grow&partners(本社:東京都渋谷区、代表取締役:幸脇啓子)が、東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:深澤 祐二、以下「JR東日本」)とJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕)が運営するビジネス創造活動 「JR東日本スタートアッププログラム」に採択されました。

あすいくとは?

株式会社grow&partnersが運営する、スマホ&LINEで使える一時保育検索・予約サービス「あすいく」は、24時間365日、一時保育の空きをリアルタイムで検索し、そのまま予約、決済まで1分で完了できるシステムです。

保育施設とのやりとりや連絡帳もすべてLINEから使えるので、忙しい育児中でも空き時間に手軽に利用することができます。手間がかかる一時保育の申し込みをペーパーレス、キャッシュレス、電話レスにするシステムで、2022年には第16回キッズデザイン賞やBaby Tech Awards特別賞も受賞しました。

安全・安心に利用できる一時保育を誰でもいつでも利用できる社会を目指し、事業を拡大中です。
詳しくは https://parent.asuiku.net/ から。

JR東日本スタートアッププログラムとは?

ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。
2017年度に初めて開催され、これまでに計104件の提案を採択。鉄道事業やIT事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取り組みは実用化にいたっています。なお、内閣府主催の2018年度第1回日本オープンイノベーション大賞において、経済産業大臣賞を受賞、2020 年度第3回同賞において、環境大臣賞を受賞しました。
「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」の3つをテーマに掲げ、未来を見据えた協業をベンチャー企業の方々と進めています。

6年目となる今回はさらなるオープンイノベーションを推進するため、春と秋の年2回募集を行いました。秋は、2022年10月から参加を募り、grow&partnersが運営する「あすいく」は、合計94件の提案の中から7件を採択されました。

https://jrestartup.co.jp/news/2023/05/92090/

JR東日本スタートアップ×あすいくが挑戦する社会課題と「親のひとり時間」というキーワード

日本は世界各国と比較しても、育児がしづらい国だと指摘されています。
ほとんどの保護者が育児にストレスを感じている結果として、少子化傾向は歯止めがかからず、産後鬱や子どもの虐待は大きな課題になっています。

あすいくは、「親のひとり時間」をキーワードに、この社会課題解決に取り組んでいます。

普段は育児や仕事に追われる保護者が、安心・安全・手軽に子どもを預けてひとりの時間を作れるようになると、心の余裕も生まれ、子どもに向ける笑顔も増えていくと考え、まずはこれまで手間がかかった一時保育の検索・予約を、スマホやLINEを活用して1分で完了するシステムを作りました。

一方で、保護者のアンケートやインタビューからは、子どもを預けること罪悪感を感じる保護者、特に母親がおおいことがわかってきました。

(あすいくによるアンケート・インタビューより)

この結果を受け、あすいくでは現在、保育の時間にまなびを組み合わせ、子どもたちが保育を受けながらまなび、楽しんで帰っていくことで、託児に対する罪悪感を軽減させる試みをスタートしています。

今回のスタートアッププログラムの採択により、JR東日本が持つ駅や鉄道、地方を走る鉄道や観光資源、そこで働くみなさまなど、電車が大好きな子どもたちにとっては最高のコンテンツを活用して、保護者が子どもを預けたくなる保育プログラムを創出していきます。

こうしたソフト面の充実を図ることで、子どもを預ける」との抵抗感や罪悪感を減らし、「楽しかった!」の子どもの声と親子の笑顔を増やしたいと考えています。