サムライソード、見守りシステム「サスティナモーション」のラインナップとして国土交通省ガイドラインに適合した送迎バス安全装置を開発、事前申込を受付開始

— 下記はプレスリリースからの内容です　—

株式会社サムライソード（所在地：東京都豊島区、代表取締役：比企良公）は、見守りシステム「サスティナモーション」のラインナップとして、2023年2月8日より送迎バス置き去り（こども置き去り）を防止する安全装置の事前申込を開始しました。

開発の背景

送迎バス置き去り事故（こども置き去り事故）や幼稚園での事件などが相次ぐ近年において、大切な我が子を常に見守りたいというニーズは高まる一方であり、国土交通省では安全措置のガイドラインを策定しました。

国土交通省が策定した送迎バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドラインに沿って、当社では独自のシステム開発技術と車載機器ベンダーのハードを組み合わせることで安全装置を開発しました。

この安全装置は見守りシステム「サスティナモーション」のラインナップです。
＊見守りシステム「サスティナモーション」についてはこちらをご参照ください。
プレス記事　https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000027316.html
公式サイト　https://sustainamotion.com/mimamori/

見守りシステム「サスティナモーション」の安全装置について

サスティナモーションの安全装置は、送迎バスによる置き去り事故を防止するための安全基準（＊１）をクリアする機器構成を採用しています。エンジン停止後に安全装置が自動起動し、各種装置による「置き去り事故」防止措置が実行されます。
＊１　「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン　令和4年12月20日　送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置の仕様に関するガイドラインを検討するワーキンググループ」（以下、国土交通省ガイドライン）に準じた仕様ならびに検証を行ったものであり、公益財団法人日本自動車輸送技術協会「送迎用バスでの乗員置き去りの防止を支援する安全装置の性能認定」を申請中です。

エンジンを停止してから5分後に安全装置機器が自動起動し、車内に置き去りになっている乗員がいないか検知することができます。万が一車内に乗員が取り残されていた場合、センサーが感知して乗員を検知し、車外に向けて警報が発され、周囲に置き去りが発生していることを知らせる仕組みです。

見守りシステム「サスティナモーション」安全装置の特長
◆温度検知型の人感センサを採用しました。（人と周囲の温度差から人の動きを検知します。）
◆車両エンジンの入切に連動して置き去り防止システムの入切が可能です。
◆センサーで取り残された乗員を検知し、車外警報を発します。
◆非常ボタンを押すことでも車外警報を発することができます。

実車による検証を行いました

本サービスならびに製品は設置環境や動作などについて実車による徹底的な検証を行いました。
安心して導入いただくことができる製品になっています。

＜対象施設、車両及び実証期間＞
システム設置車両：ハイエースコミューター１台
検証内容
・エンジン起動後の通電、電圧テスト
・エンジン停止後の置き去り状態の検出、確認装置の動作確認
・異常検知時の車外警報（50ｍ以上先まで聞こえるか）
・インジケータの動作確認
・耐久性（運転時の振動等）
＊写真の装置は検証時のものであり、実際の製品とは異なる場合があります。

使用する機器について

使用する機器はすべて「国土交通省ガイドライン」に準じた仕様です。

製品仕様
製品名：見守りシステムサスティナモーション
品番：SM-AS
発売日：2023年2月8日(水)
使用場所：幼稚園・保育園の送迎・通園バスなどあらゆるスクールバスと送迎車両に対応
使用者：幼稚園・保育園・塾・学校等における全ての責任者・経営者・バスレンタル業者
主な機能：センサー検知アラーム機能
非常ボタン押下アラーム機能
動作電圧：DC12V/24V
動作温度：-30℃～+65℃
防水規格：室内装置：IP5X相当　/　車外装置：IP67
デシベル数：100dB