— 下記はプレスリリースからの内容です —
NTT東日本グループの関連会社のOCG Technology JSC※1(ベトナム国ハノイ、CEO 近藤俊一(以下、OCG))と株式会社ユニティ(大阪市西区、代表取締役 山下優之(以下、ユニティ))はベトナムにおいて3歳~15歳の子供をターゲットとした、スマートフォン向け知育・教育ゲームサービスをベトナム国営電気通信事業者Vietnam Posts and Telecommunications(以下VNPT)を通じて11月24日より提供開始いたします。
※1:VNPTグループのVMG Media社とNTT東日本の100%出資子会社のNTTイーアジア社との合弁会社。
1.本取り組みの背景と目的
ベトナムにおけるモバイルゲーム市場は最低でも4,000万人のゲームユーザがいると言われ、ほぼ2人に1人がモバイルゲームをプレイしています。また、平均年齢が31歳で25~29歳の層の人口が最も多く、働く世代の高比率が経済成長の土台となり、消費が活発化する成長途上の只中にあるとともに、子供(15歳未満)の数も約2,200万人と日本の1.5倍の規模となっています。
しかしながらベトナムではゲームは害であるとの考えから、親は子供にゲームをさせたくないという考えが根強くあり、子供向けのゲームは親と一緒に遊べるアーケード系ゲームが主流となっており、子供向けのモバイルゲームは少ないというのが実情でした。
一方でベトナムで所得水準の向上とともに、楽しみながら学べる知育玩具や教育用のソフトウェアなどを購入し、親の監視の元で利用する家庭も増えており、教育にゲーム的要素を入れて子供に楽しく学ばせたいというニーズも高まっています。
今回ベトナムでクラウドゲームやeスポーツビジネスを展開中のOCG社と日本でスマートフォン向け知育・教育ゲーム、「あそんでまなぶ!forスクール」を提供しているユニティが共同で、ベトナム市場にスマートフォン向け教育ゲームを提供することにより、ゲームを遊びながら学べるとともに、親が子供のプレイ時間を制限したり、プレイ履歴を見られるなどの機能を搭載して、親が安心して子供に遊んでもらえる環境も整えて提供いたします。
2.サービスの概要
VNPTグループでコンテンツビジネスを提供しているVNPT Media社を通じてベトナムのエンドユーザへサービスを提供します。
<サービス名> | Digi-Game(ディジゲーム) |
<サービス内容> | 3歳~15歳をターゲットにした知育・教育ゲームサービス |
<サービスの特徴> | ユーザは無料のゲームで遊ぶか、週額または月額固定料金のゲームプランに登録して子供向けゲームストアにアクセスして遊びます。 各ゲームは計算能力、言語能力、記憶力などを鍛えるなど、様々な教育的な要素が取り入れられています。また、親が毎日子供たちが遊べる制限時間をセットするという機能も備えており、親が子供に安心して遊んでもらえるようになっています。 https://ocg.vn/digigame/ |
<利用方法> | Apple Store または Google PlayよりVNPT Media提供のスマートフォンアプリプラットフォーム「Digi-Life」をダウンロード。アプリ内で当該サービスを選択して利用 |
<サービス開始日> | 2022年11月24日 |
<料金> | 月額15,000ドン(日本円で約84円※) 週額 5,000ドン(日本円で約28円※) ※通貨レートは1円=178ドン(2022年11月17日のレート)で換算 |
Appstore: https://apps.apple.com/vn/app/digigame/id1570108394
Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.vnpt.media.digigame
3.各社の役割分担
OCG : ゲームプラットフォームの提供
ユニティ : ゲームコンテンツの提供及びそのベトナム向けローカライズ
VNPT Media : エンドユーザへのサービス提供、料金回収
4.今後の予定
今後Dig-Game上に日本のゲームコンテンツを更に追加して行くとともに、同プラットフォームにゲームのみならず、子供向けの日本のアニメーション等も追加して行く予定です。