BTA2024受賞商品発表

otta、保育園・幼稚園と保護者双方で園児の位置がわかる“登園バス見守り(置き去り防止)サービス”を今冬開始

— 下記はプレスリリースからの内容です —

IoT テクノロジーを活用した児童・高齢者の見守りサービス基盤“ottaタウンセキュリティ”を運営する株式会社otta(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:山本文和、以下「otta」)は、児童向け見守りサービスで培ったノウハウを活用し、”登園バス見守りサービス“(以下、本サービス)を今冬リリースいたします。本サービスは、見守り端末を持って登園するだけで、自動的に位置が記録されるため、毎日の操作が不要で手軽に運用することが可能となります。

■開発の背景

先月、静岡県にて3歳の女児が幼稚園送迎バスの車内に取り残され熱中症で死亡する事故が発生しましたが、昨年7月にも福岡県で同様に5歳の男児がバスに取り残され亡くなるなど、子どもをめぐる悲しい事件が続いています。事故を受け、政府主導で再発防止マニュアル策定の検討は進んでいる一方、保育園・幼稚園では慢性的なスタッフ不足の中日々の業務に追われ、再発防止に向けた負担の少ない対策が進んでいないのが現状です。今後同様の事故を繰り返さないために、私たちが以前より提供している子ども向けBLE見守りサービスのノウハウを活用し、負担の少ない登園バス向け見守りサービスを開発しました。

■登園バス見守りサービス 概要

登園バスには一切の工事や機器設置はせずに、園児が持つ見守り端末と園舎に見守りルーターを設置するだけで、園児の位置を自動記録し、保育園・幼稚園のスタッフや保護者が位置を確認できるサービスです。

<必要な機器と導入・運用費用について>

  • 園児には、見守り端末を1人1個が必要となります。
  • 保育園、幼稚園の建物には見守りルーターが最低1台、環境によっては複数台必要となります。
  • 登園バスのドライバーは、専用アプリをインストールしたスマートフォンを所持していただきます。
  • 30人規模の保育園・幼稚園で導入費用10万円、月額1万円を想定しています。

<保護者向け専用アプリ イメージ図>

■本サービスの特徴
  • 園の担当者だけでなく、アプリで保護者も登園を確認できる
  • 子どもの位置を自動記録する仕組みなので人的ミスが起きにくい
  • サービスに必要な機器は「見守り端末」と「見守りルーター」だけなので、簡単に運用でき、導入運用コストが安い
■BLE見守りサービスについて

私たちottaは子どもから高齢者まで全ての人が安心・安全に暮らせる街「スマート見守りシティ」を実現するために、ottaタウンセキュリティ・BLE見守りサービスを2015年より提供してきました。私たちの見守りサービスは、IoTテクノロジーを活用することで見守る人(保護者)も見守られる人(子供や高齢者など)も負担なく利用できる仕組みを実現しています。この手軽に利用できる仕組みが好評となり、現在は福岡市をはじめとした21自治体にて、行政や地域企業と連携して子どもや高齢者の見守りサービスを提供しています。

■株式会社 ottaについて https://otta.co.jp/

「誰もが安心して暮らせる“スマート見守りシティ”をつくる」をミッションに、IoTテクノロジーを活用して“新しい見守りサービスを提供しています。2014年の設立以後、大手電力会社と提携し全国にサービスを拡大。現在は福岡市をはじめとした全国20都市で見守りサービスを提供しており、日本最大規模のIoT見守りサービスとなっています。

 公式Webサイト:https://www.otta.me/
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